さあドラゴンズ王国は大あわてです。
自分たちが追い出したセンイチ将軍にいいようにやられては、ドラゴンズ王国の面目は丸つぶれです。
しかし、センイチ将軍がドラゴンズ王国に残した足跡はあまりに大きかったのです。
何しろ、次期将軍候補としてリストアップされる英雄たちが、
どれもこれもセンイチ将軍の息のかかった“ワシの息子たち”ばかりなのです。
「ええいっ!センイチの息のかかってないもので、将たる器はおらんのか!」
そして紆余曲折の結果、落合監督が大抜擢されたのです。
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2004年 |
1 位 | 中 日 | 落合博満 |
2 位 | ヤクルト | 若松勉 |
3 位 | 読 売 | 堀内恒夫 |
4 位 | 阪 神 | 岡田彰布 |
5 位 | 広 島 | 山本浩二 |
参加賞 | 横 浜 | 山下大輔 |
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そして、就任一年目の二〇〇四年から、落合軍団の快進撃が始まります。
宿敵・黒ウサギ、強豪と化した虎バター軍団を向こうに回し、
力の差は智略を尽くしひとひねり。
世間の前評判を覆し、アッという間にセ界を統一してしまったのです。
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