TODAY'S DRAGONS
--ドラゴンズのあんなニュースやこんなニュースだぜ。

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HEADLINE
  • 11/01(木) ドラゴンズ、日本シリーズ優勝
  • 11/02(金) 立浪、来季から兼任コーチに
  • 11/05(月) FA福留に条件提示
  • 11/05(月) 笘篠兄がコーチ就任
  • 11/05(月) 渡邊が引退、球団職員へ
  • 11/07(水) 第一回トライアウト
  • 11/08(木) 三井ゴールデングラブ賞発表
  • 11/10(土) 久本、ウインターリーグ参加へ
  • 11/11(日) 中日、アジアシリーズ優勝
  • 11/12(月) 福留、FA宣言
  • 11/13(火) 落合監督、正力松太郎賞受賞
  • 11/13(火) キク、打撃投手で中日復帰
  • 11/13(火) 種田、西武へ
  • 11/15(木) チェンが支配下登録
  • 11/15(木) ヤナセMIP賞に森野
  • 11/17(土) 中日、優勝パレード
  • 11/18(日) 新井、来季は外野手に挑戦
  • 11/19(月) ドラフトで山内・谷を指名
  • 11/19(月) 福田、一塁へコンバート
  • 11/20(火) ベストナインに井端・ウッズ、スタッフ部門賞に堂上館長
  • 11/21(水) 昇竜賞に森野、盗塁賞に荒木、特別賞に中村紀
  • 11/23(金) 秋季キャンプ、こっそり打ち上げ
  • 11/24(土) ファン感謝デーに三万八千五百人
  • 11/24(土) 佐藤充、結婚していた
  • 11/25(日) 中里・吉見も結婚
  • 11/26(月) OB会総会
  • 11/26(月) 球団納会
  • 11/26(月) 井上、メジャーリーガーへの道
  • 11/27(火) 選手会納会に福留が出席
  • 11/27(火) S・ラミレスが退団
  • 11/27(火) 第二回合同トライアウト
  • 11/30(金) 自由契約選手公示

    11/01(木) ドラゴンズ、日本シリーズ優勝
      悪ぃな、読売。日本シリーズ優勝しちまったよ。
      東京エッグで何か知らねえけど「奪回」なんてオレンジの小汚いボード掲げて、 勝手に「今年の流行語大賞だ!」とか言ってたのも、 今となってはとんだ赤っ恥だったな。 かかなくていい恥をかいてしまうプレーオフ制度って何なんだろな。 是非来年からは一位チームに一勝のアドバンテージをつけて欲しいぜ。
      あ、でも一勝じゃ今年みたいに〇勝三敗になったらダメなのかゲラゲラ。
      じゃ、二勝のアドバンテージでもいいぜ。 あ、でも二勝でも〇勝三敗じゃ一緒なのかゲラゲラ。
      じゃ、いっそ三勝のアドバンテージでいいぜ。

    11/02(金) 立浪、来季から兼任コーチに
      中スポ・日本シリーズ優勝記念特集号で立浪の独占手記が掲載され、 その中で立浪が来季のコーチ兼任について「迷ったが、引き受けた」と激白、 球団からのコーチ就任要請を受諾していたことが明らかになった。

      「明らかになった」ってのはこうやって使うんだぜ。>スポニチ記者さんよぉ。

      【間違った「明らかになった」の使い方の例】
      ・西武カブレラが中日に入団することが明らかになった。カブレラは西武との契約が難航していた。
      ・中日が西武和田を獲得することが明らかになった。和田は岐阜出身。

    11/05(月) FA福留に条件提示
      福留自身から「最初の提示で満額提示してくださいゲバ」と要求、中日は報道では四年十七億を提示したといわれてるぜ。
      ま、世間ではいろいろ言われてるが、俺は信じてるぜ。 去年「やらなかった年は幾らでも下げていいゲバ」 って言ってアイツだから、 残留記者会見では「貰いすぎなので下げてくださいと言ったゲバ。 でも聞き入れてもらえなかったので、来季の年俸の二十パーセントを寄付するゲバ」 と言い出すことをな。
      男に二言なし。「やらなかった年は下げていい」と言ったあいつが、 カネなんかに目がくらんでFA宣言なんてするわけねえじゃねえか。

    11/05(月) 笘篠兄がコーチ就任
      シーズン中、李炳圭の守備について落合監督がブチ切れ二軍に落としたことがあったが、 戻ってきたときは見違えるほど守備が上達していたぜ。 (テストの点数でいうと今まで十点だったのが三十点になった、といったレベルのな)(百点満点でな)
      ま、李炳圭も教えようによってはそこそこ守れるようになるって事の証明と、 うちの一軍外野守備コーチがいかに無能かってことの証明だったわけだ。
      「中日完璧外野陣の復活」ってのは黄金時代到来のための必要なテーマなわけで、 そこで笘篠兄(弟はとまぴょん)の大抜擢ってわけだ。 ただひとつの問題は、「笘篠」ってどう変換すんだよ!?(←これはコピペ)

    11/05(月) 渡邊が引退、球団職員へ
      倫代の旦那が契約社員から正社員に出世した。これで安定収入確保だぜ。
      二人の子供にも安心してコンデンスミルク飲ませられるな!

  • 11/07(水) 第一回トライアウト
      戦力外通告を受けた連中の中には 「トライアウト?受けるわけないでしょ!」 なんて言うやつがいる。
      わけがない?ホワイ?
      まさか過去に名を馳せた選手がトライアウトに参加することを「恥ずかしい事」とでも思ってんじゃねえだろうな。
      這いつくばり、泥水をすすり、それでものし上がるところに男のビューティフルがあるんだぜ。
      ジャイアンツ球場で行われた十二球団合同トライアウトに鎌田・石川・竹下・宮越(西)が参加した。 生きるために踏ん張ってるやつは格好いいぜ。

    11/08(木) 三井ゴールデングラブ賞発表
      中日からはフサ(投手)・SSF(捕手)・荒木(二塁)・井端(三塁)・中村(三塁)の五人が選ばれた。 いわゆる「内野はウッズ以外全員」ってやつだな。
      ところで、前に落合監督のコメントにあったんだが、 「ウッズは守備練習を一所懸命やってる。 ウッズが一塁でポロポロやっても周りがフテくされないのは、 みんなその事を知ってるからだ」 って話があったぜ。
      ま、選ばれはしてねえけどウッズも頑張ってるって事よ。 ウッズには俺から手製の金グラブを贈るぜ。(心の中でな)

    11/10(土) 久本、ウインターリーグ参加へ
      既に長峰・小林・川井・吉見が参加中、 リーグ戦終了後に藤井・鈴木・久本が追加参加する予定だったドミニカ・ウインターリーグだが、 クライマックスシリーズ・日本シリーズ・アジアシリーズと日程が長引いたため、 「やっぱやーんぴ」(=やっぱり止めにしよう)と後発の三人の派遣は中止になるはずだった。 野球協約では選手拘束期間は十一月三十日までなので、 遠征はその日までに終了しなければならず、満足の出来る日程を消化できないという理由からだ。 (まさかアジアシリーズまで出場する事になるとはな。読売があんなに弱いとは思わなかったぜ)
      ところが、久本が「俺はどうしてもドミニカ行きたいんだぜ!」と志願し、 十二月一日以降は自主参加という形で久本のウインターリーグ参加が決まったんだぜ。
      おいおい、どうしたんだ久本、 同期の山井の完全試合に触発されたか?やけに男前になったじゃねえか。

    11/11(日) 中日、アジアシリーズ優勝
      中日がアジアシリーズ初優勝を成し遂げたぜ。 中日のアジア一はもちろん、 日本人監督の優勝も初めてだ。
      この日、日本全国の中日ファン五十五億人が歓喜の渦に包まれたんだぜ。 こないだの日本シリーズ優勝は、人が喜んでるところにケチをつける空気読めない水差し野郎がいたもんだが、 今日の試合は八回に追いつかれ九回に劇的な勝ち越し、 ドラマチックな勝利に誰にも文句はつけさせねえぜ!おめでとう、ドラゴンズ!
      こんな素敵な夜に水を差すくだらねえイモ野郎は、もういねえよな!?

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      中日ファンがアジア一の美酒に酔いしれるその頃、 中日球団事務所は「明日、福留選手の記者会見があります」 との通知を各マスコミにFAXした。

    11/12(月) 福留、FA宣言
      とんだカマ野郎だったぜ。

    11/13(火) 落合監督、正力松太郎賞受賞
      この四年間、マスコミやOBの執拗な風評妨害を受けながら、 逆風の中をリーグ一位・二位・一位・二位、 六十三年振りの日本シリーズ優勝、 日本人監督として初のアジアシリーズ優勝。 ここまでやって、やっと“認められた”わけだ。
      おめでと監督。次は国民栄誉賞だな。

    11/13(火) キク、打撃投手で中日復帰
      キクちゃんことキク山田改め山田喜久夫が、 このオフから中日打撃投手として復帰したぜ。 キクといえば八十九年ドラフト組で井上一樹と同期、 種田と仲がよかった(=井上とはあんまり…?)あのキクだ。 現役時代は明るいキャラで初代・宴会部長だったキクだが、 今年のように井上が長い期間二軍に落ちてしまうと代わりに宴会を仕切る人がいなくなるので、 宴会部長代理として異例の大抜擢ってわけだ。よろしく頼むぜ。 (宴会部長がいねえと、あいつら勝手に六本木とか行っちまうからな)

    11/13(火) 種田、西武へ
      横浜から戦力外通告され、中日入りを(主に俺に)熱望されていた種田だが、 先に西武に先を越されちまったぜ。
      ま、種田のことだ。来季は大活躍でレギュラー奪取するだろうさ。 パリーグ首位打者&ゴールデングラブを手土産に、 中日へFA復帰する日を待ってるぜ。

    11/15(木) チェンが支配下登録
      故障のため育成枠になっていたチェン・ウェイインが支配下登録選手として契約、 四百万→六百万で更改したぜ。 これでメシもカップラーメンから大豊飯店の食べ放題に昇格だな。 モリモリ食ってバリバリ活躍してくれよ。

    11/15(木) ヤナセMIP賞に森野
      中日ドラゴンズのローカル・タイトル「ヤナセがんばれドラゴンズMIP賞」に 今年一年コキ使われた森野が選ばれたぜ。 ま、あれだけ働いてもゴールデングラブ無し、 まだ発表されてねえがMVPにもベストナインにも選ばれねえだろうし、 こういうときは地元のローカル賞があってよかったと思うな。 森野の八面六臂の活躍は数字には表れない。知ってるのは中日ファンだけだからな。
      ま、ベンツなんか貰っても乗る暇ねえと思うけどよ。

    11/17(土) 中日、優勝パレード
      この日は名古屋市内で中日の日本シリーズ優勝&アジアシリーズ優勝の記念パレードがあったわけだが、

      ……

      衝撃だったぜ…!

      まさか、あの野郎が…あの野郎だったとはな…!

      →【 画像 】 ドアラの正体に関わる非常に重大な証拠写真

    11/18(日) 新井、来季は外野手に挑戦
      まあ外野だったらバックホームを途中カットする事は無くなるだろうぜ。

    11/19(月) ドラフトで山内・谷を指名
      「プロ志望届を出した高校生以外のドラフト」で名城大の山内相馬ピッチャー、 日立製作所の谷哲也ショートストップを指名したぜ。 山内は子どもの頃からナゴヤドームに日参したっていう生粋のドラゴンズファン、 谷の方は中学時代、陸上部と掛け持ちで三種競技(百メートル走、砲丸投げ、走り幅跳び) 四国1位になったスーパー・アスリートだぜ。
      ま、砲丸投げとか幅跳びとか野球にあんまり関係ねえけどよ。
      ファン感謝デーとか十二球団スポーツフェスティバルとかではバリバリ役に立ちそうだぜ。

    11/19(月) 福田、一塁へコンバート
      昨年の高校生ドラフト二位の福田キャッチャーが、この秋季キャンプからファースト練習をしている。 まあ高校時代の評判は超絶スラッガーって話だから、 捕手の勉強を何年もしてるうちに気がつけばにっちもさっちもいかなくなってたって連中にはうちには山ほどいたんで、 若いうちに打者としての可能性を試すのはいいかも知れねえな。

    11/20(火) ベストナインに井端・ウッズ、スタッフ部門賞に堂上館長
      プロ野球コンベンションでベストナイン(NPB公式HP)が発表され、 ファーストにタイロン、ショートに井端が選出されたぜ。 まあ阿部とか青木とか草野球みてえな連中並べて何が“ベストナイン”つー話だけどな。 このメンバーと中日のスタメン戦わせたら中日勝つぜ。 だって、いくらショートが井端でもセカンドが田中浩康じゃセンターライン抜かれ放題だし、 青木・高橋由・ラミレスの外野陣じゃ二塁打は三塁打になるし、 二塁ランナーはシングルでホームに帰っちまうだろ? 中日なら控えの外野、藤井・平田・井上でもそんなヘマはしねえぜ(井上は分からねえけどな)。 だったら中日のスタメンが“ベストナイン”じゃねえのか?

    11/21(水) 昇竜賞に森野、盗塁賞に荒木、特別賞に中村紀
      セリーグMVPは奪回だか撤回だか言ってた負け犬読売のヒゲなし野郎が受賞したが、 “真のMVP”とも言える『昇竜賞』は日本シリーズ優勝チームである中日から、 森野が受賞したぜ。
      ま、割といい加減な賞なんだけどよ。
      昇竜賞自体はまあ「チームMVP」でいいんだが、付属の賞が何とも怪し気でな。 たとえば二〇〇四年の昇竜賞は川上だったが、 それとは別に××賞が岡本・川上・山本昌・岡本・荒木・立浪・井端・岩瀬・福留・仲沢と、 とにかく目についた選手ほぼ全員に賞あげてたからな。 要は 「地元マスコミやタニマチが選手と仲良くしたいから、表彰パーティに呼びたい選手を選ぶ」 イベントなわけだが、今年は日本シリーズ優勝してしまい、 あんまり呼ぶと御祝儀が大変なんだろうぜ。

    11/23(金) 秋季キャンプ、こっそり打ち上げ
      一軍連中が日本シリーズやらアジアシリーズに繰り出されてる間、 ナゴヤ球場でひっそりやってた秋季キャンプが打ち上げになったぜ。 一軍はこれから休養だから練習量で二ヶ月近くの差をつける事が出来て、 二軍連中にとっちゃ大チャンスだな。 あいつらこれからまだ優勝旅行とかオフのイベントとか目白押しだから、 さらにグイグイ詰め寄ろうぜ。

    11/24(土) ファン感謝デーに三万八千五百人
      まあ無事に終わったみたいで何よりだぜ。
      ところでこないだラジオで、「読売のファン感謝デーはありゃ何なんだ。選手とファンの距離が通過ぎる」 って文句言ってたリポーターがいたんだが、読売は別にそれでいいんじゃねえかな。 読売ファンはそういうとこ(=選手は手の届かない存在)ってのを喜んでる節もあるし。 そのリポーターは「日ハムやヤクルトのファン感に比べて…」なんて言ってたんだけどよ、 そんな比較は意味がねえ。 たとえば立浪や川相は銀座のクラブで飲むけど、 朝倉や井端は球場近所の居酒屋で飲むって話よ。 間違ってもホテルニューオータニにコンビニ弁当もって戻る立浪の姿は見たくねえぜ。

    11/24(土) 佐藤充、結婚していた
      来たぜ女子アナ。まったく、手近で済ませやがったな充。
      十月に入籍済みという相手は沙矢香っち。CBCのアナウンサーだ。 地元のドラゴンズファンの反応を見るとみんな川岸のときよりは怒ってないみたいなんで、 お似合いのカップルという事なんだろうぜ。

    11/25(日) 中里・吉見も結婚
      この2人が結婚するわけじゃねえぜ。それぞれ相手は女だ、安心しろ。 中里のお相手は春菜ちゃん。 「共通の友人を通じ知り合い」って、平たくいえば合コンか? 吉見のお相手は聡子ちゃん。 こちらは社会人時代(トヨタ自動車)からの付き合いだ。 さすがトヨタ、在庫を減らすことにかけては日本有数の企業だぜ。 (中日の在庫もまだまだあるので何とかしてやってくれよ) (そろそろ賞味期限がヤバい事になってるぜ)

    11/26(月) OB会総会
      杉っちことシゲル・スギシタも元気に出席。杉っち、日本シリーズ獲ったら勢いで死んでしまいそうだったが、 まだ生きてたみたいでよかったぜ。 リーグ優勝を逃したことで、かろうじて川のこっち側に踏みとどまったってとこだな。 来年の三冠も見届けてもらうぜ。

    11/26(月) 球団納会
      これで一応球団の公式行事は終わり。 選手との雇用関係は11月末でいったん切れ、二月一日まで球団は選手にタッチしちゃいけない事になってる。 優勝旅行とかオフの営業活動はあくまで「個人として」やるらしいぜ。 個人としてやってる割には、中日新聞の広告スポンサー絡みとかやけに多いよなあ。 球団単独決済で赤字だなんだ言ってるけどよ、いったい親会社は別会計でいくら稼いだんだか。

    11/26(月) 井上、メジャーリーガーへの道
      名古屋市と愛知県から特別功労賞を受賞したドラゴンズだが、 その表彰式後の歓談で、 落合監督が名古屋市長に 「メジャー?井上が行っても通用しますよ」 と、真の主砲の隠された実力に太鼓判を押したぜ。 さすが監督。井上がメジャー級だということを知ってたんだな。

    11/27(火) 選手会納会に福留が出席
      十一月十三日のFA宣言公示と同時に野球協約上“中日の選手ではなくなった”福留氏(無所属、元中日)が、 優勝パレードにもファン感謝デーにも球団納会にも出なかったのに、 選手会納会だけは参加したみたいだぜ。 ま、球団やファンへの義理や恩義より、ゴルフの魅力はそれだけ強いってこったな。 ゴルフのために汚職して逮捕された閣僚もいるくれえだし。

    11/27(火) S・ラミレスが退団
      クルス・Sラミレスの去就があやふやだったが、どうやらクルスは残留でサンティエゴが退団のようだ。 森コーチは試合で朝倉や中田に 「何でお前はいつも同じ間違いをするんだ!」 って説教するらしいが、 今年もドミニカに渡って外国人探し、 今度こそ同じ間違いはして欲しくねえな。

    11/27(火) 第二回トライアウト
      “タチムカウ”。 九年前。パリーグのお荷物球団としてその弱さもピークに達した一九九八年、 最下位チームのエースとして一人パの強豪相手に立ち向かってきた男は、 プロ野球タイ記録のチーム十七連敗につながる同点ツーランを被弾した瞬間、マウンドに崩れ落ち、 交代のコールも耳に入らずスタジアムの観衆の前で号泣した。
      あのときの涙を、チームもファンも忘れなかったんだろう。 どん底から這い上がり、立ち上がり、その七年後には日本シリーズ優勝、そして現在ロッテはパのAクラス常連となった。
      千葉ロッテマリーンズ・黒木知宏。 どん底でも、その悔しさを忘れず、歯を食いしばり立ち向かう男。 決して諦めないことを教えてくれたジョニーだったが、 プロ野球ファンはそのことを覚えていても、当の黒木は忘れちまったみてえだぜ。
      第一回に続き第二回トライアウトにもジョニー黒木の姿は無し。 トライアウトで安売りされるのは黒木のプライドが許さないんだとよ。 ちっぽけなプライドなんて、あの日、一九九八年七月七日のマウンドに捨てて来ちまったはずじゃねえのか。

    11/30(金) 自由契約選手公示
      【自由契約選手】(太字は国内で現役続行)
      中日 樋口龍美→中日球団職員
      デニー友利→レッドソックス国際担当顧問
      石川賢楽天
      三沢興一 
      S・ラミレス 
      金本明博 
      渡辺博幸→中日球団職員
      鎌田圭司 
      読売 前田幸長→メジャー挑戦
      パウエルオリックス
      三木均  
      酒井順也→三菱重工広島
      GG  
      吉川元浩福岡(育成)
      十川孝富 
      小関竜也横浜
      斉藤宜之ヤクルト
      ホリンズ 
      三浦貴 西武
      阪神 三東洋 
      相木崇→松下電器
      田村領平ロッテ(育成)
      ダーウィン 
      水落暢明→阪神打撃投手
      大橋雅法 
      シーツ 
      上坂太一郎享栄高校コーチ
      横浜 クルーン読売
      種田仁西武
      ミツル松下電器
      広島 梅原伸→九州四国IL・徳島
      佐々岡真司→RCC解説者
      田中敬人 
      フェルナンデス 
      仁部智 
      ダグラス 
      カリダ 
      木村一喜楽天
      岡上和典 
      ヤクルト グライシンガー読売
      田中充 
      ラミレス・ジュニア 
      宇野雅美 
      山田裕司 
      石堂克利→ヤクルト打撃投手
      高津臣吾→米カブス
      シコースキーロッテ
      鈴木健 
      丸山泰嗣→ヤクルト2軍用具担当
      ラミレス読売
      日ハム 鎌倉健 
      立石尚行→日ハム球団職員
      中村渉 
      萩原淳ヤクルト
      セギノール 
      ロッテ 藤田宗一読売
      山崎健 
      龍太郎 
      黒木知宏 
      吉井理人→日ハムコーチ
      藤井宏海→三菱自動車岡崎
      福岡 倉野信次 
      川口容資読売(育成)
      大野隆治 
      ブキャナン 
      稲嶺誉→九州四国IL・福岡コーチ
      斉藤秀光横浜
      アダム 
      伊奈龍哉→九州四国IL・徳島
      楽天 河本育之読売少年野球教室コーチ
      谷中真二西武
      徳元敏→沖縄電力
      吉田豊彦→楽天2軍投手コーチ
      富岡久貴→BCリーグ・群馬
      藤崎紘範→楽天打撃投手
      長坂健冶→楽天ブルペン捕手
      関川浩一→楽天コーチ
      竜太郎→BCリーグ・信濃
      西武 河原純一 
      松川誉弘 
      宮越徹→楽天打撃投手
      リーファー 
      カブレラオリックス
      石橋尚登 
      柴田博之 
      内田和也 
      オリックス 軒作会社経営
      吉田修司TVQ解説者
      カーター 
      松村豊司 
      町豪将→オリックス球団職員
      →広島球団職員
      水口栄二→オリックス打撃コーチ

      自由になりたくないかい?熱くなりたくはないかい!?
      球団のしがらみから逃れ今日から自由に大空にはばたいた九十三人のロックンロール・キッズ!
      君のゆく道は果てしなく遠いかも知れねえが、しかしそれが! ロックンロールだ!

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