27.監督の進退はオーナーが決める
去年、たまたま、いましたよね。NHKでお前北海道行くんだから、
NHK最後だと思って言ったら、どっかの講演会で「今年一年で落合辞める」って言ったらしい。
人の契約後のことまで放っといてくれよって。
俺は球団から契約書もらってここに判子を、
押すか、契約書が手元に来ないか、そこで私の、来年の、生き方が変わるんです。
ちゃんとね、もう、私、ひとの事とか言いたくないんですよ。
たまたま二十八年前っていう事でね、あいつ(=梨田)も、ペロって言ったんでしょうけど。
私は未だかつて辞めるなんて一言も言ってませんから。
これは、オーナーが決めることです。会社のトップが決めるんです。
やれって言われれば「はい」つって、辞めろって言われれば「はい」って。それが私の立場ですから。
ただ、やってる間は、
野球ってのは、大変なんだよ、勝つって事はこれだけ、大変なんだよ、
でもその後にはこういう喜びがあるんだよ。
って事を、選手に教えたい、っていうのも事実です。
|
「選手に“勝つ喜び”を教えたいだ」
「選手から“勝つ喜び”を教えてもらうんだ!そのためにお金いっぱい遣ったんだからね!」
「“勝つ喜び”を知りたいので、阪神に行きます。ごめんなさい」
「勝つ・・・勝つ・・・カツ、カツ、カツ!カツ・カツ・カツ!」
「再生装置の故障です!保守員を呼んでください!」
|