この日は相手が弱豪・南アフリカという事でフミヒロは温存、
今年のドラフトで読売の1位指名が噂される阿倍がスタメンマスクを被った。
「野球なんてやってたのか」という事を今回のオリンピックで初めて知った人も多い南アフリカの場合、
先制の1点目が決勝点になってしまう
可能性が非常に高いだけに、連続決勝タイムリー記録更新中のフミ温存は賢明な判断と言えるだろう。
ちなみにこの試合は、日本が投手5人を繰り出し完封リレー。
初回の3番バッター・田口の1点目のタイムリーが決勝打となり、
このシドニー五輪、開幕5試合目で初めて鈴木フミ以外に勝利打点がついた。
ま、そんなことはどうでもいいのだが。
フミが日本を留守にしているこの期間、日本ではおそるべき計画が着々と進んでいたのだった!
9月22日付け『星野ミレニアム戦記』より
はなしは変わるが、シドニーで鈴木郁が大活躍しているな。冗談でだが、
帰ってきたら「スズキ」と呼ぶことはまかりならん。
「シドニー」
と呼ぼう、といっているところだ。
(星野監督)
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確かに、鈴木は中日には平もいるので紛らわしく、このまま勢いで来季は
「登録名・シドニー」
となってしまうのか。
オリンピックが始まるまでは、やれ古田の代わりだの、格が不足してるだの、
マスコミや批判好きのしろうと野球ファンの心ない声と戦ってきたフミヒロだが、
オリンピックが終われば、
センイチがカタカナ名をつけた選手はことごとく失敗する
という恐怖のジンクスと戦うことになるのだろうか。
負けるな!頑張れ!鈴木フミヒロ!
あ、いや、もとい。
負けるな!頑張れ!シドニー!
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