Feb.2008
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04
(月)
▼蜃気楼エース

 ラーメンマニアがラーメン屋の行列に並ぶのは、 「待ってる時間も味のうち」なんだそうだぜ。
 待たされれば待たされるほど、空腹具合とラーメンへの期待値は高まり、 それを口にした瞬間は、「ああ、待った甲斐があった!」と至福のときを味わうことが出来る。

 俺たちは長いこと行列に並んでいる。 至福の瞬間を求め、ラーメン中里の行列に。

05
(火)
▼三億四千万のボランティア

 エース様がボランティアで契約更改してくれたぜ!よかった、よかった!

06
(水)
▼フォークの伝道師

♪かわいいつぼみが花になる
♪花は散っても実はのこる
♪その実がこぼれて花が咲く

 現代のフランシスコ=ザビエル・杉下。 中日では川上・金剛・清水、阪神では藤川・安藤と、 敵味方関係なく一流を極めた自分の投球術を教えて回ってる。

 杉下は引退しても、杉下の落とした実は、 世代を越え球団を越え、花を咲かせるぜ。

 センイチも育てた育てたばっか言ってねえで、 そんなに育成能力があると自負してんなら、 キャンプの臨時コーチとして十二球団回って、 実際にリアルで育てりゃいいのにな。
 バーチャルの世界で育てたつもりになるだけだったら、 たまごっちで十分だろう。

07
(木)
▼チーム岐阜
  ナゴヤでの「岐阜出身」の定義は、
  1. 岐阜生まれであること
  2. 岐阜の高校を出たこと
 というアンド条件だ。
 だから英智・和田は“岐阜”だが、朝倉・中川は“準岐阜”扱い。 生まれは岐阜でも高校が愛知だったらニセだし、 高校が岐阜でも出身が滋賀だったら“地元・岐阜”じゃないんだぜ。

 東海三県出身は(愛知じゃなくも)“地元”で、 北陸出身の選手は“準地元”なようにな。 これは中日独自の文化だろう。

08
(金)
▼キレ者

 こんな「漠然とした誰かの感想」が一面になるとはさすが中スポだが、 昔の「ネタの無い日は落合叩き」っていう恥ずかしい時代に比べりゃ、 『中田キレキレ』の方が相当健康的だぜ。

 中スポに慣れてない人なら「ええっ、こんなんで百円取るの!?」なんて驚かれそうだが、 東京や大阪にはウソ記事を一面トップにして百二十円とか百三十円も取る新聞があるんだぜ。
 

09
(土)
▼焼き鳥宣言

 おいおい、立浪が“焼き鳥”なんて庶民の食べ物を知ってるわけがねえじゃねえか。
 だって立浪はプリンスだぜ?
 プリンスは焼き鳥なんか食わねえし、そんな食いもんの存在すら知らねえだろうよ。 いったい誰が教えたんだ?
 プリンスが食うのはフランス料理・懐石会席・満漢全席、 あと漬け物くらいだぜ。

10
(日)
▼アメフト・ルール

 アメフトは選手交代自由なんだよな。 プロ野球でも、たとえばオールスターとかは、 選手交代は何度でも入れ替え自由にしたらいいんじゃねえかな。
 休みたいときに休む、 出たいときだけ出る。 ライバル対決とか意図的にセッティング出来るし、 序盤のピンチで岩瀬がひとりだけ抑えて引っ込んで、 9回にまた出て来るなんて芸当も出来る。 いつ誰が出てくるか分からねえから、ファンは目を離せねえな。

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