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【中日】 ●野口-遠藤-小笠原-バルデス-落合-久本 【横浜】 ○ホルト-デニー-加藤 |
「タニシゲさんのリードじゃ勝てないんです!」 「どんなキャッチャーでも勝てるようになれ!」
二つの交錯する思いが火花を散らす。
山田監督は 「やられ方が悪い。四球を出して二死からガツン。先に点をやらないことが大事なのに…」 と、今日も 野口の調子がよくないのは受けて分かっていたはずのタニシゲのリードについてはノータッチ、 「悪いのはあくまで野口」 とこれまで通りの基本方針を貫いた。 そもそも 野口が何点取られようが、味方打線が完封くらってるんだから、 「真の敗因」(*1)は別のところにある はずなのに、 それについて分析するでもなく、 負けたのは すべて野口のせい と言わんばかりに球場をあとにした。 ああっ、また野口のモチベーションが下がって行くよう!!
しかし、これは東北出身で口べたな山田監督の、野口に対する愛のムチなのだ。
だから頑張れ、野口! 今は耐えるとき。 やがてタニシゲの「困ったらど真ん中」の要求に首を振り、 山田監督がのぞむ「どのキャッチャーにも対応できる真のエース」になったとき、 そのときこそ野口よ、 FA権利取得&行使 で、今までの鬱憤を晴らすのだ!
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