出場メンバーを見てまずびっくりするのは
神山雄一郎がいる
ことズラ!
若いころどんなに強かった選手も、30代後半になると衰えてきて、
特別競輪から遠ざかるようになるのが競輪の世界。
そんな世界で
46歳の神山が、
ものすごい久々にグランプリに出て来るとはびっくりズラ!
神山雄一郎の年度別成績
年度 |
賞金ランキング |
金額 |
2011年 |
15位 |
4549万円 |
2012年 |
13位 |
4569万円 |
2013年 |
14位 |
5155万円 |
2014年 |
4位 |
7861万円 |
ここ数年ベスト10にも入ってなかったのに、2014年、
神山雄一郎まさかの完全復活!?
・・・・いやいやいや、私は騙されないズラ。
☆ ☆ ☆ ☆
昨年12月、競輪界では選手による
クーデター
があったズラ。
最終的にクーデターは失敗し、
反乱に参加した選手には今年5月1日から
「出場停止3か月〜1年」の処分がくだされたズラ。
つまり5月から選手が大量離脱していた、
それで神山のようなジジイでも、押し出されてランキング4位になれた、というのが真相ズラ。
夢がなくて申し訳ないズラ。
☆ ☆ ☆ ☆
クーデターに対する処分は最大1年間の出場停止だったズラが、
いろいろあって3か月に軽減されたズラ。
クーデターに失敗して出場停止処分を受けたくせに、グランプリにおめおめとツラを出して来た反乱選手は、
4人いるズラ!
村上義弘
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出場停止1年→3か月
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武田豊樹
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出場停止1年→3か月
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平原康多
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出場停止8か月→3か月
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村上博幸
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出場停止6か月→3か月
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3か月も出場停止期間があってなぜグランプリに出てるのかは、
「その3か月以外の特別競輪を勝ったから」
ズラ。
しかし、4人とも本来は6か月以上の出場停止だったのに、
競輪界が
「スター選手を出場停止にしたら開催の売上が落ちた」
という実に悲しい理由で、多くの選手を3か月に減刑したいう経緯があるズラ。
つまり彼らは「情状酌量で減刑」してもらった
わけではなく、
「売上を回復させるために」復帰が早くなっただけで、
本来なら上の3人はまだ謹慎期間ズラ!
本当ならグランプリに出てはいけない選手ズラ!
(処分前の2月に全日本選抜を勝って出場権をゲット、
6か月服役しても12月は刑期が明けている村上博幸は出てもいいズラ)
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そしてクーデターに参加してない残りの5選手は、
深谷知広
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(賞金2位←昨年2位)
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【裕仁親王牌(7月)】
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浅井康太
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(賞金5位←昨年7位)
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神山雄一郎
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(賞金4位←昨年14位)
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稲川翔
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(賞金7位←昨年15位)
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【高松宮記念(6月)】
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岩津祐介
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(賞金8位←昨年40位)
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獲得タイトルは大量に選手が欠場していた5月〜7月だけ。ラッキーで獲れたタイトルずら。
賞金順位もクーデター選手は9か月間以下での数字、クーデターに参加してない選手は12か月の数字だから、
全くアテにならないズラ!
今年の競輪グランプリは、
いろんな意味で「本来はグランプリに出れない選手」が出ている
事がポイントずら!
☆ ☆ ☆ ☆
さて、ラインは
- 深谷(愛知)−浅井(三重)−岩津(岡山)
- 村上博(京都)−村上義★(京都)−稲川(大阪)
- 平原★(埼玉)−武田★(茨城)−神山(栃木)
(★は本来は出場停止の選手)
が見かけ上のチームずらが、現実には
「なんで俺が出場停止のはずの選手のために働かなきゃいけないんだ!」
って思ってる人と、
「本来なら謹慎期間中の俺が、グランプリを走っていいんだろうか…」
と思ってる人がいっぱいいるので、
チームワークはバラバラずら!
ということで、一番チームワークのいいのは潔白な選手だけで構成される「深谷-浅井−岩津」の中京ラインずらが、
関東ラインの平原★・武田★は、まともな人間であれば「自分は優勝してはいけない」「だったら神山さんのために頑張ろう」
と思ってるはずなので、
神山vs中京ライン(深谷・浅井)vs村上博幸
の戦いになるズラ!
☆ ☆ ☆ ☆
しかし私は現実主義者ズラ。平原★・武田★がどんなに頑張っても47歳・神山の一発は「無い」ズラ。
勝負車券は
深谷→浅井
浅井→深谷
浅井→岩津
の3点勝負!
気になるのは「禊が済んでる」村上博幸の存在ズラが、これは当日競輪場に行ってから考えるズラ。