木曜日に
「2012年に私が観た映画のベストは『桐島、部活やめるってよ』ズラ!」
と書いたところ、
翌金曜日に発表された
日本アカデミー賞作品賞
に『桐島、部活やめるってよ』が選ばれてしまったズラ!
迂闊だったズラ。
自分の影響力を考えてなかったズラ。
日本アカデミー賞の審査員はきっと、
私が『桐島』を絶賛しているのを私のホームページで知って、
あわててアカデミー賞を与えたに違いないズラ!
(高倉健さんの映画に申し訳ないことをしてしまったズラ)
『桐島、部活やめるってよ』の舞台は高校、
その学校には徒党を組んでる二つのグループがあって、
ひとつは美人で可愛いくてオシャレな女の子が四人集まった女子グループ、
もうひとつはイケメンで背が高くてスポーツが出来る(学校の成績はバカ)
男子グループ四人組ズラ。
女子グループは他のモテない同級生を完全に見下してバカにしていて、
男子グループは他の同級生は見下してるっていうより空気、
眼中になくてクラスメートの名前すら覚えてないようなファッキン連中ズラ。
そんな「勝ち組女子」と「勝ち組男子」を、
いつもクラスの隅っこにいる目立たないオタク男子が、
片っ端からぶっ殺して血の海に沈めていく痛快娯楽映画が
『桐島、部活やめるってよ』ズラ!
(私がこの映画を観たのは七月なので、
ちょっと記憶が曖昧になってる部分があるかも知れないズラ)
ま、とにかくそんな感じの話ズラ。
この美人で可愛くて性格が悪い女子の勝ち組グループは、
かすみ(橋本愛)・実果(清水くるみ)・リサ(山本美月)・
さな(松岡茉優)。
この四人組で一番性格が悪くてハートが弱いのが
松岡茉優の演じるさなちゃん
ズラ!
さなちゃんはその性格の悪さゆえに地獄に堕ちるズラが、
正直、私はさなちゃんに一番感情移入したズラ!
相手はアカデミー賞新人俳優賞、かすみこと橋本愛の「愛」の字がさりげなく入っている、