第三回 ビレバン VS ビレバン!
名古屋で生まれたエキサイティング本屋、
『ヴィレッジ・ヴァンガード』
に行って来ました!
いわゆる“ビレバン”なわけですけど、
町田には何故か二件あります。
たぶん身内で血で血を洗う抗争かなんかあって、
ヴィレッジ派とヴァンガード派で真っ二つに分かれたのだと思います。
まずは“ヴィレッジ店”の方に行ってみました!
(店舗名は今私が勝手に名付けました!)
ビレバンといえば“黄色いカード”です!
タグっていうのかポップっていうのか知りませんが、
宣伝文句でいかに客を引き込むか、購買意欲をかきたてるか、
それがビレバンの全てと言っても過言ではありません!(過言です!)
もうカードさえ面白ければ商品なんかゴミだっていいのです!
(よくないです!)
ヴィレッジ店
「もらっても、あんまうれしくないプレゼント」
うん、いいぞ!75点!
ヴィレッジ店
「斉藤洋介(60才)」
これもなかなか!70点!これも高得点!
ヴィレッジ店
「ケジメ。」
ちなみに指のフィギュアです。65点!
ヴィレッジ店
「ジャイアンも愛用」
何もなければ絶対売れないダウジング棒!
でもジャイアンが愛用してるとなれば買いたくなります!
60点!
ヴィレッジ店
「ウチの会社のページはp.235あたりからだったかも」
これは思わず手にとってp.235を開きたくなりますね!
65点!
ヴィレッジ店、なかなかの高得点が出ました。
続いて“ヴァンガード店”の方に行ってみました。
二店の移動距離は歩いて五分くらいです。
ヴァンガード店
「あのパウダーも致死量入り」
あかんやろ!
「あのパウダー」というのはハッピーターンの異常に病みつきになるあの粉のことですね!
包丁人味平で“カレー将軍・鼻田香作”が作り出したブラックカレーですよ!
食べた者が中毒になって幻覚を見る魔法の粉ですよ!
しかしハッピーターンもこれだけサイズが大きいと、
致死量イってしまってるかも知れないですね!
ヴァンガード店
「酒は雰囲気」
その通りだ!
酒の良し悪しなんて結局は雰囲気ですよ!
ワインの年数がどうの日本酒の銘柄がどうのファック・ユー!
要は気分!その通り!
分かってる!
ヴァンガード店
「私は店員…ラッピング無料です」
完全に店員になりきってる…
マヤ…おそろしい子…!
ヴァンガード店
「もう、1人でペアもっちゃうのもありだよね〜」
ありかも!
スマホ&ガラケー二台持ちって人、結構いますもんね!
いま、一人でペアジョッキ持つのが流行!
ヴァンガード店
「クリスマスまでに男をつくるための本」
こういうのって普通の本屋じゃなかなか聞けないよね!
「クリスマスまでに彼氏彼女を作りたいんですけど、いい本ありますか?」
とか!
親切!
ヴァンガード店
質問してきました!
ヴァンガード店
叱られました!!
すぐに男性用香水コーナーに行きました。
「完全に一致。」
剛力彩芽=範馬刃牙説!!!
そういえば名前もちょっと似ている!
ヴァンガード店
「この花をラッピングしてくれないか?」
さっきの店員になりきったマヤに、紫のバラの人が思わず!
町田のビレバン対決、
“ヴィレッジ店”vs“ヴァンガード店”、
ちょっと大人と子供の戦いでした。レベルが違いすぎる!
で、この二店舗の実力の差がくっきりと出たカードがありました。
同じ商品に対してどんなカードをつけたか。
『モタク』という、
「モテるオタクになる恋愛ガイド」
があるんですが、
ヴィレッジ店
「リア充、爆発しろ!」なんて言葉はもう使わない。
この本の通りに出来れば。
ヴァンガード店
「おまいらのために入荷しました。」
これは決まった!
もう二店の実力差がくっきり出たカードです!
勝負は既に決しましたが、
俺たちの戦いはまだ始まったばかりだ!
がんばれ!ヴィレッジ店!
三ヶ月後にもう一回チェックに行くからな!
(2012.12.24)