
2010/07/27(火) 長野を守れ!
▼こんにちは長野県
長野オリンピックスタジアム。中日にとっては
第二のホーム
と言っていいだろう。

▼長野県と中日
この試合は一応読売の主催試合になってはいるが、
長野は峰竜太の出身地であり、
峰竜太は長野県のカリスマである。
つまり峰が愛するドラゴンズは、長野県民も愛しているのだ。
「長野県民には、ドラゴンズブルーの血が流れてるんだよ!」
そして、長野県の南部は中日新聞の販売地域でもある。
俺たちの川井や俺たちの上田コーチが長野出身なのは皆も知っての通りだ。
長野県は何かと中日と縁の深いところなのである。
▼長野県と読売
それに比べて読売は、これまで長野県に対してひどい仕打ちをしてきた。
長野県出身でとってもいいやつの柳沢裕一を追い出し、
果てはドラフトで長野(ちょうの)なんて紛らわしい苗字の新人を獲り、
開幕から一軍で使うことで「長野=ちょうの」の読み方を定着させ、
長野県の存在感を喪失させようとしているのだ。まさに長野県の敵である。

「中日は優しかった…!」
▼長野を守れ
また、長野といえば他球団の愛情ある指名を二度に渡り冷たく拒否し、
野球協約で禁止されている「逆指名」を事実上敢行して読売に入った選手。

「日ハム?迷惑だ」

「ロッテ?ふざけんな」
おかげで長野には「義理人情のかけらも無い」「ルールを守らない」という
ダーティなイメージ
が出来てしまった。長野県民にとってこれほど迷惑な話はない。
言ってみればこの試合は
長野県民の誇りを守るための戦い
であり、長野が「ながの」なのか「ちょうの」なのか、
県の運命はこの試合で決定するのだ!
▼竜、7連勝
長野県民の「長野を守ってくれ!」という必死の声に、土用丑で昇うなぎになった竜打線は、
3−3で迎えた5回、2死から6連打で一挙5点をもぎとり、
悪い兎を叩きのめしたのである。
中日の勝利により長野は「ちょうの県」ではなく「ながの県」で行く事が決定し、
長野県民は平和を取り戻したのだった。
▼中里登板
試合が一方的になると、読売は元竜戦士の中里をマウンドに上げ
「中里だよ〜、もう打たないで〜」
と命乞いしてきた。
しかし、昨日の友は今日の敵。俺たちの直倫は
「中里さん、これが今の俺たちです!」
と堂々たる真っ向勝負で中里から2点タイムリー。
世話になった先輩に己の成長を見せつけたのだった。
「俺も打者転向して、中日のテスト受けようかな…」
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