
2010/06/27(日) 直倫のDNA
▼直倫、プロ1号!
俺たちの直倫が待望のプロ1号ホームランを放った。
ブランコは背番号と同じ年間42本のホームランを目指しているが、
直倫は早くもホームランの数が自分の背番号に並んだ事になる。これは
ブランコ以上の大物の香りがプンプンする。
▼その男、伝説につき
しかも場面は0-9で迎えた8回裏というのが大物感を感じさせる。
普通はここまで点差が開けばやる気ナッシング。
それでも集中力を切らさず、失投を逃さない。かつてそんな男が中日にした。
そう、「勝負が決したあとの終盤の一発」で名を馳せた
我らが山崎武司である。

「帳尻って言うな」
中日時代の山崎武司は大量リードされた終盤でのホームランが多く、
大本営に
1面で「山崎ダメ弾」と書かれてしまった伝説の男だ。
当時よほど山崎を嫌いな記者がいたのだろう。かわいそうに、山崎。
若くしてダメ弾が打てる直倫は山崎と同じDNAを持っている。
しかし山崎と違い、大本営が「直倫、意地の一発」と書いてくれる。
だから山崎のようにスネない、フテくされない、試合中にベンチのバットをフィールドに放り投げない、
2軍戦サボって新築中の家の工事を見に行かない。
山崎がもう少し大人だったら、中日の歴史は変わっていた。
直倫には「精神的に大人の山崎武司」になる可能性を秘めているのだ。
▼広島にお中元
5連敗中の広島に「困ったときはおたがいさま」とそっと勝利を差し出す、
それが中日ナインの優しさだ。
栗原の骨折で新4番に入ったヒューバーはここまで22打席得点圏でのタイムリー無し。
これで出身がオーストラリアとあっては、中日は
「ディ」で始まる中日にいた超大物外国人選手を思い出さずにいられない。
↑「オーストラリアの野犬」と(主に味方に)おそれられたグレート・ディンゴ
ディンゴのことを思い出し涙でミットが見えない俺たちの川井ちゃんは
(川井はディンゴのときいなかっただろーが)
ヒューバーに得点圏タイムリー&豪快2ランを打たれ、
中国新聞に
『ヒューバーの一発は「万馬券級」の衝撃だった』
と書かれてしまったのだった。
▼川井、サンデー不調
昨季は「サンデー川井」とどっかの誰かをパクッたあだ名を付けられた川井だが、
今季は日曜3戦全敗、再調整が決まった。
どうして川井がダメになったのか、
考えられる原因はある。
それは川井が日曜の朝…いや、これ以上は言うまい。今それを指摘したところで、
状況は何も変わらないのだ。来年の4月、
新シリーズが始まるまでは。
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