
2010/05/23(土) 竜、東北制圧失敗
▼中日、全国制覇への道
ドラゴンズの夢は
「野球の面白さを日本全国のチビッコに知ってもらうこと」。
その全国進出の第一歩として、
東北にセカンド・チームを立ち上げたのが2005年のことだった。
しかし、現地に送り込んだ中日OBの田尾安志はシーズン途中で行方不明、
山崎・関川らのその後の噂も聞かず、
プロジェクトは暗礁に乗り上げ、そのまま忘れ去られた。
▼山崎、生きていた!
カキーン!
ナゴヤドームで山内からホームランをかっ飛ばした体の大きな選手を見て、
ナゴヤのファンは「あれ、どこかで見たような…」
と感じていた。いったい、誰だったろう…?
カキーン!
この日2本目のホームランをレフトスタンドに叩き込んだとき、
もうお客さんは思い出していた。
「あ!あれは山崎じゃないか!?」
「行方不明になった山崎だ!生きていたんだ!」
▼東北を知らない間に制圧
山崎だけではない。かつて中日にいた中村紀、鉄平も元気な姿を見せ、
今では三人で楽天のクリーンナップを組んでいるという。
「田尾プロジェクト」消滅後も、
竜の血は脈々と東北の地に根付き、
旧竜戦士たちによって東北はとっくに制圧されていたのである(!)。
▼記憶がないのか、カカロット!?
しかし、中日のセカンド・チーム設立のために送り込んだはずの山崎・鉄平。
それが交流戦でよもや母国・中日に牙をむいてくるとは誤算以外の何ものでもない。
これではまるで地球征服のために送り込んだカカロットが、
いつの間にか地球人となれあって、ナッパやベジータに歯向かってきたのと
同じではないか!
▼セカンドチームに敗退
味方だと思って油断していた中日は、
セカンドチームによもやの敗戦を喫したのだった。
山崎も鉄平も本国の指令をすっかり忘れ東北の人になっており、
「今年は楽天優勝すっぺ」
「んだ、んだ」
と、やずやのニンニク卵黄を美味しそうにほおばっていた。
※やずやのにんにく卵黄…
鉄平がヒットを量産するときの動力源。にんにくパワーで首位打者になった。
Yoshi-Min
ニンニクの話はやめてください
▼落合監督、叩き記事推奨
落合監督が地元マスコミに注文をつけた。
「ちょっと良かっただけで持ち上げるな。
最近は、持ち上げはするけど、落とすことはしないよな」
マスコミは「今後の付き合いのことを考え」地元選手や幹部候補生に甘い。
監督は「それじゃ選手が成長しない」と言いたかったのだろう。
これを受け翌日のスポーツ紙には、
「オレ竜、マスコミに異例の注文!」
という試合に関係ない記事が踊るのだった。
ダメだこりゃ。
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