
2010/05/07(金) 森野、サヨナラ呼ぶ珍走
▼山内に竜の洗礼
8回3安打無失点。
好投・山内にプロの洗礼ならぬ竜の洗礼が浴びせられる。
「好投する先発投手に一切の援護を与えない」
という、ドラゴンズの先発投手陣なら誰もが経験する通過儀礼だ。
「知ってます…子供の頃から中日ファンですから…」
↑前回(5/2)のコピペ
▼勝利の条件
「野球は相手よりも点を多く取れば勝ち」という原点を竜戦士たちは伝えたかったのだろう。
100対0でも1対0でも同じ1勝。100安打だろうが2安打だろうが、
安打数と勝ち負けは直接の関連はない。
9回2死までわずか1安打の中日だったが、最後に試合を決めたのは和田さんの一振り!
戦いにおける一番大事なものは何なのか。
ヒット数なのか、エラー数なのか、
やる気アピールなのか、ファンサービスなのか。
それぞれ大事であるが、「一番」は勝つことだ。
そのことを、この日の竜打線は教えてくれたのである。
そしてドラゴンズの勝利は全世界の子供たちに笑顔を与える
この試合を観た将来の日本を背負う子供たちは思っただろう。
「2安打だからって悲観的になっちゃいけないんだ。何本打つかが大事なんじゃない、
いつどんな場面で打つかが大事なんだ。野球も、人生も」
▼英智、大暴れ
この日、もう1本のヒットを打ったのはスーパー・スペシャリストでおしゃれ泥棒の英智。
2回1死からライト前ヒットで塁に出ると、すかさず二盗、さらに三盗を決め、
今季通算2盗塁で早くもチーム盗塁王に立った。
「ボクがストレートパンチを一発当てたところで相手は何ともない。
ジャブをコツコツと当てて、少しずつダメージを与えていければいい。
ストレートパンチは和田さんたちに任せて」(英智)
お立ち台用に考えていたコメント
は記者へのコメントとなってしまったが、
この英智のいやらしさは相手へのプレッシャーになったに違いない。
9回、打席に5番和田を迎え、ベンチ前で準備している7番英智を見て、
宮本がバッテリーに言ったセリフは容易に想像がつく。
「英智に回すと何をするか分からないぞ。慎也のショートは日本一」
↑英智の盗塁に思わずキョロちゃん顔になる宮本
▼森野に怪電話
森野に前夜、
タコチカさんから
深夜着信があったことが明らかになった。
タコチカさんからはこの日の早朝にも電話があったそうで、
「どうせグラウンドで会うのに…」と森野は困惑顔。
タコチカさん、気持ちは分かるが森野には嫁も子もいるんだ。
そっちも
偽装とはいえ
結婚したんだから自重してくれ。

「だって声が聞きたかったんもん…」
【用語注釈】タコチカさん…
北京五輪代表チームで、ダルビッシュが青木につけたニックネーム
(代表試合で3タコとか4タコばっかりだったから)。
【用語注釈】慎也のショートは日本一…
ショート藤本のテンションを著しく下げる宮本の選手別応援歌の歌詞。
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