
2010/04/10(土) 山崎さん命拾い
▼ブランコ爆砲
山口とかいう投手の投げた全力投球をブランコが軽く弾き返すと、
打球は光速の矢となって東京エッグのスタンド最上段のさらに上、
天井付近の壁に突き刺さった。
エッグの壁にはギャラクティカ・マグナムでも打ち込まれたような亀裂が入り、
当たったときの衝撃で東京都文京区の地震計は震度1000を記録したという。
マウンドの山口の足元は何故かビショビショに濡れていた。
▼エッグでよかった
壁に当たったからこの程度の衝撃で済んだ。
もしあの壁がなかったら、と思うとゾッとする。
もし屋外球場だったら、ブランコの打球ははるか場外まで飛んで行き、
スペースシャトルを撃ち落していたかも知れない。いや、きっと撃ち落していただろう。
▼シャトルの予定
スペースシャトルは4/5〜19まで宇宙空間で(何か知らないけど)何かの作業をしている。
この期間の中日の試合予定は以下の通り。
中日の試合日程
|
4/5 |
移動日 |
4/6〜8 |
横浜 |
4/9〜11 |
エッグ |
4/12 |
移動日 |
4/13〜15 |
ナゴヤD |
4/16〜18 |
広島 |
4/19 |
移動日 |
この後はエッグ→ナゴヤDとドーム球場が続くので、
とりあえずシャトルと山崎さんら乗組員の身に危険が迫ることは無い。
▼広島の空に警戒警報
問題は、4/16からの広島球場での3連戦だ。
ブランコのホームランが破壊兵器であることは、
今日の試合で誰もが理解した。
もしあの打球がスペースシャトルに直撃したら…
広島ズンタタ球場だったかズーズーベン球場だったか忘れたが、
屋外球場の広く自由な空は、ブランコのバットにボールが当たった瞬間から、
世界でもっとも危険な地帯へと変化する。
山崎さんは今、いつ砲弾が飛んでくるか分からない戦場のど真ん中にいるのだ。
シャトル破壊弾を止めるには、
発射そのものを阻止するしかない。
シャトル乗組員の運命は、カープ投手陣とノムケンの投手起用に委ねられた。
「無理無理無理無理、絶対無理!」
「そんなんねぇー、投手は全部フォアボォール投げときゃぁーええんですよぉー。
あとブランコは墓参りにでも行ったらええんですよぉー」
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