
2010/04/03(土) 走る!セサル!
▼チェン、2失点
「どうした、チェン!?」
あの打てまチェン打線でお馴染みの阪神に、チェンが何と
7イニングで2失点もしてしまったのだ。
しかもうち1点はメジャーで通用せず逃げ帰ってきた
海苔みたいな眉毛の選手のホームランによるものだ。
チェンは来年メジャー挑戦とか言ってるのに、
こんなメジャーで失敗したノリマユゲに打たれて大丈夫なのか。
いや、大丈夫じゃないぞ。
日本に残った方がいいぞ。
中日に残った方がきっといいことあるぞ!
▼走れセサル
2-2の同点で迎えた9回。
先頭のセサルが阪神内野のブラックホール・新井を狙い打ち、
計算通りのエラー出塁でチャンスを作る。
「さすがセサル、やってくれると思っていたぜ!」
↑実際やってくれたのは新井なわけだが
続く森野がセンター前に弾き返すと、一塁走者のセサルが爆走!
三塁を落としいれたのである。
こうなると続くブランコは当然敬遠。無死満塁での和田の打席は、
スカポンと打ち上げた微妙な感じのセンターフライになった。
「これは難しいか…?」
いや、三塁ランナーはセサルだ!
タッチアップから爆走!
自慢の40ヤード走4秒1の光速の脚でホームベースを
駆け抜け、
チームにサヨナラ勝利をもたらしたのだった。
見てくれこの脚!これがセサルだ!
「チェンを引きずりおろしたのに、勝てまチェンでした…」
▼浅尾「刺せると思った」
8回のピンチは浅尾が切り抜けた。
無死一塁から送りバントを判断よく二塁に送球して併殺。
試合後、浅尾の放った一言が列島に衝撃を放った。
「僕は捕手だったんで、走者の足を見て刺せるかなと思いました」
ええっ、そういうものなの!?
見て分かるものなの!?
捕手ってエスパー!?
いやいや落ち着け。そんな訳はない。
これは取材した記者が聞き間違えたと思うのが自然だ。
浅尾は「刺せると思った」と言ったのではない。「セサルと思った」と言ったのだ。
「エッ、!?」
送りバントなのでブランコは前進、
一塁ベースにはセカンドがカバーに入る。
「一塁はセサルだ!」と危険を感じた浅尾は
どうせオール・セーフならと、
バクチで二塁に投げてしまったのだ。
普段ブルペンにいる浅尾は、
二塁手をセサルと思ったのである。
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