
2010/03/26(金) 竜、20世紀枠に負けた
▼セ、開幕!
26日、プロ野球セントラルリーグの2010年シーズンが開幕し、
優勝候補筆頭の中日が20世紀枠の広島に敗れるという大波乱が起きた。
20世紀枠とは、もう21世紀になって10年というのに、
未だに前回のリーグ優勝が20世紀のチームのことで、
セ・リーグには二球団ある。
競馬でいえば一時期話題になったハルウララのようなものだ。
▼広島優勝は18禁?
広島カープがこの前優勝したのは1991年10月のこと。
山本浩二という名の人が胴上げされているそのとき、
昨オフの中日のドラフト1位・岡田俊哉投手はまだ生まれてなかったのだ。
つまり、広島カープの優勝を生で目撃した18歳未満の人類は地球上に存在しない。
エロビデオと広島優勝は、18歳未満は見れないのである。
▼まさかの番狂わせ
そんな18年間で優勝ゼロの広島が、6年間でリーグ優勝2回、
日本シリーズ優勝1回の中日と試合をするだなんて、
知らない人が聞いたら「馬鹿げてる!」「勝負になるわけがない!」
と驚くことだろう。
ところが驚きはそこだけでは止まらない。
なんとその20世紀枠の広島が、中日との開幕戦に勝利してしまったのだ。
ああびっくりした、ああびっくりした。
▼大島・セサル・松井祐がデビュー
中日は広島先発・マエケンに対し、
1番にルーキーの大島、2番に新外国人のセサルというフレッシュな2010年新オーダーを組んだが、
この新1・2番が7打数ノーヒット、セサルは守備の方でもポロリポロリと初々しいエラーを連発、
いいところを見せられなかった。
しかし、失敗は若者の特権であり、新人のやるべき仕事、通るべき試練である。
えっ、セサルって33歳?
えーと、今年1年目なんだから気持ちは18歳ということで。
「つまづきは〜、いつだって〜、僕たちの仕事だから」って光GENJIの赤坂君も言ってたよ。
同じくルーキーの松井祐も開幕から代打で登場し三邪飛と、
新戦力は「三人で8タコ」と、以降は上がり目しかない
末広がりのデビューとなった。
「気にするなよセサル、馴れないうちはエラーもあるよ」
「チェンでは無く吉見を選んだ。それがどういう意味なのかは、
吉見も分かってると思う」
「分かりまチェン…」
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