(144) 強竜再燃
シーズン最終試合が終わった。
10月2日(木)横浜スタジアム
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【中日】山井、又吉、福谷−武山、松井雅
【横浜】須田、田中、国吉、長田、三上、林−黒羽根
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一度はどん底に落ちたチームが
さらにどん底のずんどこで、もがき、苦しむ
“もうダメだと思うことは、今まで何度でもあった”
“逃げ出したくなったことは、今まで何度でもあった”
絶望の淵で、暗がりの中で、行き先も見えずに
見えない何かと戦い続けた
「だから言ったのに」「思った通りじゃないか」「知ってた」
“戦う君の姿を、戦わないやつらが見て嗤(わら)う”
それでも決してあきらめなかった
それでも応援するファンがいた
あきらめなければ、何かが起こる
野球をやれる幸せ
応援するチームがある幸せ
応援する選手がいる幸せ
俺たちは、なんと幸福なんだ…
泥水を飲み、屈辱にまみれ、それでも這い上がる男たちがいる!
そして、奇跡の瞬間はやってきた
長い間応援ありがとう…
黄金のずんどらごナイン、
10月、無敗の完全勝利達成!
能力名 『秋季王者』
(オータム・チャンピオン)
【効果】オッチ時代は8月・9月をピークに持っていったため、
日本シリーズのある10月には精根尽き果てていたずんどらごが、
10月をピークに持っていくことに成功!
秋を制するものは全国を制す!
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あくまで日本一が目標のずんどらごだけに、
これまで日本シリーズに5回出場して一度しか優勝できなかったというのは最大の課題だった。
今季はその反省を踏まえ、
ピークを10月に持っていった結果、
見事に
10月全勝!
セパのAクラス6球団のうち、日本一になるチーム以外は「最後の試合は負けて終わる」宿命の中、
ずんどらごは見事に
10月無敗、最終試合を制し、
秋のチャンピオン
に輝いたのだった!!