（６４） クリストファー登場
この日は年に一度の浜松開催ということで、 浜松出身の クリストファー・スズキ にプロ初デビュー登板がジョイナスされた！
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能力名 『地元凱旋』
（ハママツ・ジョイナス） 【効果】 スズキの会長がご機嫌になる |
地元ファンサービス優先で選手起用を決める、 これは二年前に前監督のジョイナスが開発したスキルだが、 「勝負よりもファンサービス」 という姿勢を非難する声もあった。
確かに、２軍で実績を作ってないクリストファーを１軍にあげたのは 明らかに「地元ファンサービス」のため。 これでは去年までと一緒だ。 その代りに一人先輩が抹消されたと思えば、 若いクリストファーも肩身の狭い思いをしているだろう。 心やさしい少年・クリストファーはそんな男だ。
そんなクリストファーの罪悪感を少しでも軽減するため、 チームの先輩たちが総力をあげて クリストファーが登板しやすい空気 を作る！
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能力名 『速攻炎上』
（クイック・ノックアウト） 【効果】 早い回にあえてＫＯされ、新人のテスト登板をしても良さそうな空気にする |
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能力名 『得点無縁』
（ノーセカンド・ノーラン） 【効果】２塁を踏まない攻撃で「点が取れないんだし、もう誰が投げても関係ないな」という空気を作る |
先発瞬殺と ２塁も踏めない貧打で、 「もう誰が登板しても関係ないや」といった雰囲気になった８回、 満を持してクリストファーがマウンドに上がった！
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先輩たちの後押しでマウンドに上がったクリストファーは、 先頭のカネコを空振り三振に仕留めると、 次打者のアキヤマから右中間に本塁打を叩き込まれる！
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能力名 『聖隷洗礼』
（パブテスマ） 【効果】 クリスチャン高校出身らしく、デビューと同時に洗礼を受ける |
さっそくプロの洗礼（パブテスマ）を受けたクリストファーは、 その後ショートゴロとフォアボールで２死一塁とするが、 オカワリ・ナカムラを打ち取った当たりを エルナンデスがまさかのエラー！
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能力名 『聖隷洗礼』
（パブテスマ） 【効果】 敵だけじゃなく味方からも洗礼を受ける |
敵と味方からの ダブル洗礼 で念入りに原罪を洗い流されたクリストファーだが、 エルナンデスの心遣いのおかげで １軍の強打者と対戦できるチャンス をもう１打席もらい、 強打者メヒアと真っ向勝負！
試合前は「地元ジョイナス」と心配されたクリストファーのデビュー戦だったが、 初奪三振あり、プロの洗礼あり、味方の洗礼あり、敵のクリーンナップと堂々の勝負を見せ、 このメヒアも鮮やかに三振に切って取り、 ファンに「クリストファーの登板、よかった！」と思わせたのである。
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能力名 『結果オーライ』
（オール・ライト・イン・ザ・エンド） 【効果】 過去、浜松で無様な逆転負けをして、当時監督のセンイチが帰り道にビールをかけられ 「こんな球場、二度と来るか！」と怒ったことがあったが、 今日は同じくらいひどい試合だったのに浜松のファンは満足して帰ったようだ |
| ６月１７日（火）浜松球場 | |||||||||||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
| 埼玉 | １ | ０ | ２ | ０ | ０ | １ | ０ | １ | ０ | ４ | |||
| 中日 | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | |||
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【西武】 十亀−岸谷 【中日】 朝倉、濱田、鈴木翔、岡田−松井雅勝 | |||||||||||||
ずんどらご打線は先発トガメの前に二塁も踏まず２安打完封、 全く観るべきところのない試合 にすることで 逆に クリストファーのデビューを引き立たせる、 という斬新なスキルを発揮したのだ！
中スポ１面を救うクリストファー