(35) 野球界の太宰治
自慢ではないが、ずんどらごの先発投手陣で
7イニング投げるピッチャーは少ない。
(本当に自慢ではない)
日付 |
先発 |
回 |
3/28(金) | 川上 | 6 |
3/29(土) | 大野 | 6 |
3/30(日) | カブ | 7 |
4/01(火) | 山井 | 7 |
4/02(水) | 岡田 | 4 |
4/03(木) | 山内 | 4 |
4/04(金) | 川上 | 5 |
4/05(土) | 大野 | 6 |
4/06(日) | カブ | 7 |
4/08(火) | 山井 | 6 |
4/09(水) | 岡田 | 7 |
4/10(木) | 若松 | 4 |
4/11(金) | 川上 | 6 |
4/12(土) | 大野 | 7 |
3/28(金) | 川上 | 6 |
3/29(土) | 大野 | 6 |
|
日付 |
先発 |
回 |
3/30(日) | カブ | 7 |
4/01(火) | 山井 | 7 |
4/02(水) | 岡田 | 4 |
4/03(木) | 山内 | 4 |
4/04(金) | 川上 | 5 |
4/05(土) | 大野 | 6 |
4/06(日) | カブ | 7 |
4/08(火) | 山井 | 6 |
4/09(水) | 岡田 | 7 |
4/10(木) | 若松 | 4 |
4/11(金) | 川上 | 6 |
4/12(土) | 大野 | 7 |
4/15(火) | カブ | 5 |
4/16(水) | 山井 | 7 |
4/17(木) | 川上 | 5 |
4/18(金) | 岡田 | 4 |
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日付 |
先発 |
回 |
4/19(土) | 大野 | 9 |
4/20(日) | カブ | 3 |
4/22(火) | 山井 | 5 |
4/23(水) | 川上 | 6 |
4/24(木) | 岡田 | 7 |
4/25(金) | 朝倉 | 6 |
4/26(土) | 大野 | 1 |
4/27(日) | カブ | 6.1 |
4/29(火) | 山井 | 6 |
5/01(木) | 川上 | 4 |
5/03(土) | 岡田 | 3 |
5/04(日) | カブ | 6 |
5/05(月) | 朝倉 | 6 |
5/06(火) | 山井 | 7 |
5/07(水) | 濱田 | 9 |
5/08(木) | 雄太 | 7 |
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ここまで48試合中、先発が7イニングを投げたのはわずか
16試合である。
(ちなみに昨年のこの時期は
12試合だった)
(ええっ!? ヨシミが抜けて先発陣の層が薄くなってるのに!?)
(いったい何が原因なんだ!)
(さっぱり分からないよ!)
能力名 『脊髄代打』
(ジョイナス・スタイル)
【効果】 序盤で攻撃のチャンスが来たら先発ピッチャーだろうと条件反射で代打を出す超攻撃的采配
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それがここ最近、なんと3試合連続で先発が7イニング以上投げているのである!
これでは
スケベ心
を出すなというのが無理な話だ。
☆ ☆ ☆ ☆
1対1の同点で6回裏、ずんどらごは2死二塁と得点圏にランナーを置き、
絶好の勝ち越しのチャンスを迎えた。
しかしここでバッターは9番ピッチャーのオカダ。
オカダは6イニング1失点と好投を続けている。得点は1−1の同点。
代打を出せば勝ち越す確率が上がる代りに、投手を代えなければならない。
さあ、どうする!?
ずんどらご首脳陣は、オカダ継投を選択した。
「この試合はお前と心中だ! 頼むぞオカダ!」
能力名 『無理心中』
(オサム・ダザイ・ビフォー)
【効果】 先発ピッチャーと心中する。信頼関係が強まる
|
オカダは2死二塁のチャンスを
スカポンと凡退
した。
結果は得点にならなかったが、それは問題ではない。
ベンチは勝ち越すことより、オカダの投手としてのスキルを信頼した。
自分は信頼されている!
試合を託してくれた首脳陣のためにも頑張らなくては!
そういった信頼関係がオカダに力を注ぎ込むのだ!
☆ ☆ ☆ ☆
ところが7回、オカダが四球とヒットで1死一三塁という場面を迎えると、
ベンチはこのイニングまだ失点してないオカダにあっさりと
投手交代
を告げたのであった。
ええっ!? 心中するんじゃなかったの!?
能力名 『偽装心中』
(オサム・ダザイ・アフター)
【効果】 先発ピッチャーと心中すると見せかけて、心中しない。 信頼関係が薄まる
|
得点機を捨ててまでオカダ続投を選択したずんどらごだが、そのオカダをあっさりチェンジ、
交代したソブエがスカポンと打たれ、勝敗は決した。
5月9日(金)マツダスタジアム
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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
R |
中日 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
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2 |
広島 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
2 |
0 |
x |
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3 |
【中日】岡田、祖父江、高橋聡、パヤノ−松井雅
【広島】篠田、一岡、ミコライオ−白濱、石原
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タニシゲ監督としてはオカダと心中するつもりだったのだろうが、
ピンチになると心変わり。試合後、「後手後手に回ってしまった」と心中未遂を反省した。
しかし、こういった失恋を繰り返してチームは成長していく。先発投手と心中するか、しないか、
恋はいつでもままならない。
今日のところは
コイに関しては広島の方が一枚上手
といったところだ。