（３０） カキンと音のする手首
事件は１回表、１番打者カタオカのときに起きた。
先発カブレラの二球目は内角ストレート！
ボールは カキンと音を立てて
一塁側ファウルゾーンへ飛んだ！
すると、何故か突然 カタオカが手首を抑え痛がり出した のである！！
カタオカ「痛い痛い！手首が痛い！」
タニシゲ「いやいや、今、カキンって音したから」
カタオカ「痛い痛い！なぜか手首が痛い！」
タニシゲ「モリシゲさん、オレから言っときます」
タニシゲ「いまカキン言いましたで、カキン」
カタオカ「（ニヤリ）」
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能力名 『井端直伝』 （ビッグ・ライアー） 【効果】グリップエンドにボールがあたると何故か手首が激痛 |
当たるとカキンと音のする手首を持ってるカタオカが一塁に出ると、 その後１死一二塁となり、４番アンダーソン。
アンダーソンはショートゴロで６−４−３のゲッツーとなる。 これが後に言われる 「はじまりのゲッツー」 である。
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能力名 『嘘吐きは併殺の始まり』 （ゲッツー・コンテスト） 【効果】１回アンダーソン、６−４−３のゲッツー |
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能力名 『嘘吐きは併殺の始まり』 （ゲッツー・コンテスト） 【効果】３回ムラタ、６−４−３のゲッツー |
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能力名 『嘘吐きは併殺の始まり』 （ゲッツー・コンテスト） 【効果】４回イバタ、６−４−３のゲッツー |
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能力名 『嘘吐きは併殺の始まり』 （ゲッツー・コンテスト） 【効果】５回カタオカ、３−６−１のゲッツー |
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能力名 『嘘吐きは併殺の始まり』 （ゲッツー・コンテスト） 【効果】７回イバタ、４−６−３のゲッツー |
読売は 春のゲッツー祭で１試合５併殺、 ゴールデン・ウィークでいっぱいになったナゴドのチビッコたちに
「嘘をつくと必ずバチが当たりますよ」
ということを教えたのだった。
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試合は 全てを見ていたタニシゲ が、２本のタイムリーで勝負を決めた。
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能力名 『次打者電柱』
（ネクスト・カブレラ） 【効果】後ろがカブレラである以上、アウトはもちろん、タイムリー以外の出塁も許されない |
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能力名 『次打者電柱』
（ネクスト・カブレラ） 【効果】過去５試合での８番バッターは何れもマサト・マツイかナオ・ドノウエで、 そのへんのところが分かってなかった |
| ５月４日（日）ナゴヤドーム | |||||||||||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
| 読売 | ０ | １ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | １ | |||
| 中日 | ０ | ２ | ０ | １ | ０ | ０ | ０ | ０ | ｘ | ３ | |||
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【読売】内海、久保−阿部、小林 【中日】カブレラ、祖父江、福谷、岩瀬−谷繁 | |||||||||||||
【おまけ】
先月にタニシゲ監督から 送りバントのやり方を徹底的に教え込まれたカブレラ、 今日の試合で送りバントは決められたのか！？
送りバントの練習をするカブレラ（４月１４日）
２回の攻撃、カブレラの第１打席で早くも送りバントのサインが出た！
カブレラ「ちょっとタイムだ」
カブレラ「あれ何のサイン？」
「ダメだこりゃ。」