(20) キャラメルの力
『森永ミルクキャラメル』
明治32年登場。
「歴史が古い」「日本で一番最初」を自慢したがる。
キャラメル界の読売。本拠地は東京。
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『グリコ』
大正11年登場。
道頓堀川名物のグリコネオンは、
昭和10年に初代が登場(現在は五代目)。
森永vsグリコを「伝統の対決」
と呼ぶ人もごく一部にいる(主にグリコファンと森永ファン)。
キャラメル界の阪神。本拠地は大阪。
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『明治サイコロキャラメル』
昭和2年登場。
絶対王者の森永、おまけ付きのグリコに対抗するために、
明治は話題性、イロモノで対抗。
ちなみにサイコロとしての実用性は無い。
本拠地は東京。
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戦国キャラメル界
はほぼこの三社が牛耳っていて、他メーカーの入り込む余地がない。
不二家やブルボンでさえこの分野には対抗商品を出してないのだ。
そんなキャラメル界に、
大物ルーキー
が現れた!
【趣味】キャラメル押し売り
【能力名】 『友情販売』
(キャラメル・セールス)
【効果】チームメイトに実家の工場で作ったキャラメルを押し売りする
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2013年ドラフト5位の
ダイスケ・ソブエ
は、キャラメルを動力源とする。
ソブエのキャラメルは森永やグリコといった大手メーカーのものではない。
日邦製菓
という聞いたこともないナゴヤのメーカーだ。
だが、このキャラメルこそが、
「食べると力がモリモリわいてくる」
という、『ドラゴンボール』の仙豆のようなキャラメルなのだ!
☆ ☆ ☆ ☆
エッグでの対読売第3戦、ソブエの出番は4回にやって来た。
そして3番から始まるクリーンナップを
キャラメル・パワー
で三者凡退!
そして続く5回もアベ、ロペスをばったばったと切って取り、
読売打線を2イニング無失点に抑えたのだった。
ソブエの全投球成績(4月20日終了時点)
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日付 |
球場 |
相手 |
回数 |
結果 |
1 |
4/04 |
金 |
ナゴド |
読 |
1 |
橋本 |
二ゴロ |
高橋由 |
中飛 |
長野 |
捕妨害 |
2 |
4/08 |
月 |
ナゴド |
ヤ |
1 |
雄平 |
空三振 |
畠山 |
三邪飛 |
相川 |
二ゴロ |
3 |
4/12 |
土 |
マツダ |
広 |
1/3 |
中東 |
投ゴロ |
4 |
4/16 |
水 |
ナゴド |
横 |
1 |
バルディリス |
三ゴロ |
石川 |
三ゴロ |
柳田 |
遊ゴロ |
5 |
4/18 |
金 |
エッグ |
読 |
2 |
片岡 |
空三振 |
アンダーソン |
三直 |
村田 |
捕邪飛 |
ロペス |
空三振 |
長野 |
見三振 |
橋本 |
空三振 |
6 |
4/20 |
日 |
エッグ |
読 |
2 |
アンダーソン |
一ゴロ |
村田 |
二ゴロ |
長野 |
見三振 |
阿部 |
中飛 |
ロペス |
捕飛 |
橋本 |
二安 |
大竹 |
空三振 |
なんと、7イニング1/3で
23打数1安打!
(失点0、四死球0、防御率0.00)
『日邦製菓のキャラメル』
ソブエのお父さんが工場長をつとめる。ここのキャラメルと食べると将来プロ野球選手になれる。
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ちなみに
甲子園球場でも日邦製菓のキャラメルは売ってるそうだ。
(アカン)
4月20日(日)東京エッグ
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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
R |
中日 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
1 |
0 |
|
|
|
4 |
読売 |
4 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
x |
|
|
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6 |
【中日】カブレラ、祖父江、朝倉、福谷、又吉−松井雅
【読売】大竹、山口、久保、マシソン−阿部、小林
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試合の方は、相変わらず
中継ぎ陣は好調で、
読売3連戦で中継ぎ陣の失点はゼロだった。
きっとブルペンでソブエがキャラメルを配ってるのだろう。