(16) ノリノリのヒサシ
この日のラジオ解説は、タニシゲの前のジョイナスの前のオッチの前のずんどらご監督だった
ヒサシ・ヤマダ。
監督在任期間中の成績は、
センイチ最終年の5位から引き継いで3位・2位と悪くはなかったが、
ずんどらごの上の方のゴタゴタに巻き込まれてチームを去ることになった悲劇の人だ。
とはいえ、、
ずんどらごの歴代監督はみんな上のゴタゴタに巻き込まれて辞める
ので、ワン・ノブ・ゼム、
まったく遺恨を残すことなく普通にCBCの解説をしている。
【能力名】 『一言余計』
(スネーク・フット)
【効果】10年以上経ってもしつこく著書・講演会でネタにされ、タケシ・ヤマサキの家計を助ける
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能力は
『一言余計』(スネーク・フット)。
監督時代の2002年、チームがなかなか勝てないことにイライラしていたのだろう、
試合後のコメントで
「チームを奈落の底に突き落とすヤツがいる」
と選手批判、その選手には一生うらまれる羽目になってしまった。
いい人なんだが頭に血がのぼるとつい余計なことをポロっと言ってしまう、
指導力のあるジョイナス
といった感じだ。
☆ ☆ ☆ ☆
この日のヒサシはすこぶる機嫌がよく、とにかくよくしゃべるしゃべる。
「オーシマは明らかに左狙ってますよ。打たせたらいいんですよ。
私なら左に打たせます!
そしてレフトフライです!
ハハハ!」
と
アドバイスなんだか自慢話なんだか
分からない解説で絶口調。
カズヒロ・ワダが打席に入ると
「ワダは汗っかきなんですよ!
だからいつもベンチでヘルメット脱いでるんです。
私はワダにヘルメット脱がないように、いつも言ってるんですけどね」
「え、どうしてヘルメットを脱いではいけないんですか?」
「だってワダ、
特徴的な頭してるでしょ!
ハハハ!」
誰かーー! 止めてーー!!
ヒサシを止めてーーーーー!
放送席で
そんな失礼な会話
がされている事などつゆ知らないワダは、
ビャースターズ先発・ヒサノリから先制のツーラン・ホームランを放ち、
これがそのまま決勝点となった。
【能力名】 『特徴的な頭』
(シャイニング)
【効果】キャリアが長くなればなるほどワダさんのバッティングは輝く
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4月16日(水)ナゴヤドーム
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横浜 |
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中日 |
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x |
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7 |
【中日】山井、高橋聡、祖父江−谷繁、小田
【広島】尚成、土屋、高崎、ソーサ−高城
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ずんどらごは3戦目を待たずにこのカード勝ち越しを決め、勝率を再び5割に戻した。
これで
Bクラス相手には5勝0敗
である。
今季の対戦カード(4月16日終了時点)
vs.広島 | Aクラス | 1勝2敗 |
vs.阪神 | Aクラス | 1勝2敗 |
vs.読売 | Aクラス | 1勝2敗 |
vs.ヤクルト | Bクラス | 3勝0敗 |
vs.広島 | Aクラス | 0勝2敗 |
vs.横浜 | Bクラス | 2勝0敗 |
試合後、ヒサシはTBSラジオを通じて関東の横浜ファンにも放送されている中、
「DeNAとはいえ、勝てば気分いいですね」
と締めくくった。
【能力名】 『一言余計』
(スネーク・フット)
【効果】キマタも似たような能力を持っているが、
ヒサシの能力は人を笑わせる効果がある
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