(3)カブレラが教えてくれること
いつからこんなに
だらしが無くなってしまった
のだろう。
慢心か、油断か。
周囲が甘やかし過ぎたのか。
取り巻く環境が変わっても、自分自身が変わらなくては成長はない。
オフのあいだ、何をしていたのか。
減額制限いっぱいの大幅ダウンを食らっても目が覚めず、
やれ「自主トレをがんばった」、
「沖縄キャンプがんばった」、
“がんばってるアピール”
は得意のようだが、
未だ結果はついて来ず。
「がんばった」という言葉は結果を出した者だけが使えるのだ!
この世界は結果が全て。その結果は
「2連敗」
である。
いつまでもチヤホヤされてると思うなよ!
今日こそ初勝利をおさめるのだ!
コアラよッッッ!!
無惨。
「ドアラ先生」→「ドアラ」→「コアラ」と、
どんどん格が下がっていくあの青い生き物
だが、今日もバク宙失敗で開幕3連敗となった。
【能力名】 『中身別人』
(ゴースト・アクター)
【効果】 東京と名古屋で同じ時間にイベントがあっても余裕で出演
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☆ ☆ ☆ ☆
さて、そんな役に立たないコアラのことはどうでもいいが、
第3戦にずんどらごが先発マウンドに送り出したのは我らがカブレラ!
このカブレラの何が凄いかというと、打席が回って来たときの
気持ちいいほどの打つ気の無さ
だ。
大リーグ時代もヒット0本、
日本で送りバントした打球が運よくヒットになった
伝説の内野安打
があるが(プロ通算でこの1本だけである)、基本的にはバントも当たらない。
まるで大リーグボール2号だか3号のように、
バットがボールをよけていくのだ!
【能力名】 『透明バッター』
(インビジブル)
【効果】スイングするとバットがボールをよける
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どんなに森繁に怒られても、その場は反省するふりをして、結局バッティング練習は手を抜く。
今日も一打席目から
芸術的なスリーバント“かすりもせず”失敗
で、
「去年から上手くなってないッス!練習してないッス!」
という姿をファンに堂々と見せつけた。
カブレラは、「苦手は克服するもの」
という日本的教育に対し、
イヤなことはやらなくていい
という真実を教えてくれてるのだ!
3月30日(日)ナゴヤドーム
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【広島】バリントン、西原、久本−石原、白浜
【中日】カブレラ、田島、福谷−松井雅
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