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60河原純一(38) JUN-ICHI KAWAHARA
神奈川県川崎市中原区

西武退団後に一年の充電期間を経て中日に移籍、3年目の右腕。 無口な河原さんだけに出生の秘密はあまり語りたがらないが、 神奈川県川崎市中原区出身と噂されている。人口は 23万4138人 (2011年2月時点)。 多摩川河川敷では大学のスポーツ部員たちが青春の汗を流し、 サイクリング・ロードでは自転車乗りやジョギンガーが風を切って走っている。 この町には「なかはらの歌」(MP3)があり、 「♪この街のどこが好き?それはどこにでも自転車で行けること♪」 と、癒し系・河原さんが育った町らしい和やかな雰囲気をかもし出している。 この町で育った神田うの(35)も本当は純朴でいい子なんだろう。 しかし、「どこにでも自転車で行ける」と言う割に、 JR南武線の武蔵中原駅の路上駐輪取り締まりは異常に厳しく、 5分止めただけで軽トラに持っていかれるので注意が必要だ。 ちなみにウェブマスは元中原区民である。





61久本祐一(31) YU-ICHI HISAMOTO
大阪府大東市

社会人・河合楽器からプロ入りして10年目の左腕。 出身地の大阪府大東市は人口 12万4794人 (2010年9月時点)。 野崎観音への「野崎まいり」は300件の露店が建ち並ぶ。 観音様にドラゴンズ優勝をお願いしたあとは飯盛山にハイキング、 四条畷学園の女学生と素敵な出会いがあるかも知れないぞ。 大東サンメイツ専門店街周辺では、イカすカウボーイ・ハットを被った伊達男・サンチャゴが闊歩している。 サンチャゴは父は太陽神、母がメキシコ人と、 生い立ちが大東市と全く関係ないことは大東市民でも知る人は少ない。 久本が自腹を切ってまでドミニカ修行に行ったのは、サンチャゴの南国の血が騒いだのだろう。 出身有名人に『たまなび』の玉川美沙(39)、 同郷プロ野球選手にMLBレンジャーズ・建山義紀(35)、埼玉西武・中村剛也(27)、MLBツインズ・西岡剛(26)、 東北楽天・山本大介(22)がいる。 ちなみにウェブマスは元大東市民である。




62関啓扶(18) KEISUKE SEKI
愛知県半田市

三重県立菰野(こもの)高からプロ入り、1年目の右腕。 出身地の愛知県半田市は人口 11万8389人 (2011年1月時点)。 古くから酒・醤油・味噌などの醸造業が栄え、 江戸時代に起きた江戸前寿司ブームでは半田の酢が江戸で重用され、 今ではミツカン酢のミツカン本社を置く日本有数の「酢の町・半田」になった。 酢は健康にいいだけでなく、 重曹との組み合わせで排水溝などの汚れを分解する効果、 肉を柔らかくする効果、 殺菌効果などもあり、 半田の酢を飲んで育った関もオールマイティーにいろんな場面で活躍する頼りになる投手に育つだろう。 出身有名人は童話『ごん狐』の新美南吉(1913-1943)、 中日OBで現大治町町長の岩本好広(51)、 音・山崎・大豊に三者連続ホームランを浴びて叱られた仔犬のような目でしょんぼりしていた槙原寛巳(47)、 お笑いコンビ・ミルククラウンの竹内健人(30)がいる。






63堂上剛裕(25) TAKEHIRO DONOUE
愛知県春日井市

愛工大名電からプロ入り、8年目の左打者。 出身地の愛知県春日井市の人口は 30万3517人 (2011年1月現在)。 平安期の書道家・小野道風(894-967)の出身地とされており、 道風記念館がある。 春日井市のマスコットキャラクターは小野道風をモチーフにした「道風くん」で、 プロフィールには「性格:おっとりしているがんばりや」 「好きなこと:書を書くこと、カエルと遊ぶこと」 と、まるで堂上剛裕のようだ。 カエルが書道をしているオブジェ「がんばれ蛙くん」は市の認定特産物に指定され、 もはや名物が小野東風なのかカエルなのか地元の人も混乱している状態だが、 目標に向かって日々精進するカエルの生き様は、努力家の剛裕にイメージが重なる。 出身有名人に奥田瑛二(50)、「東京03」の豊本明長(35)、 同郷のプロ野球選手にヤクルト・水野祐希(23)、中日・堂上直倫(22)がいる。




64小熊凌祐(20) RYOSUKE OGUMA
滋賀県大津市

近江高校からプロ入り、3年目の右腕。 出身地の滋賀県大津市は人口 33万5586人 (2011年2月時点)。 びわこ公園、びわこホール、 びわこ温泉、びわこ競輪場、びわこ競艇場、 びわこ毎日マラソン、びわこ大学駅伝と、 もう「びわこ市」でいいんじゃないかというほど琵琶湖を猛プッシュしてくる。 名産品は鮒寿司で、 本来はびわこ特産のニゴロブナを使うが、 近年はゲンゴロウブナ・ギンブナといった何処にでもいるフナ、 ブラックバスやブルーギルといったもはやフナですらないものまで材料として使用されている。 時間が経つほど旨味が出るのが鮒寿司の特長だが、 小熊も時間かけてじっくり仕込み、 丈夫で長持ち、味のあるピッチャーに育つだろう。 出身有名人に烏丸せつこ(55)、中日OBで元中日スコアラーの都裕次郎(52)、元日ハムの西崎幸広(46)がいる。






65小山桂司(30) KEIJI OYAMA
宮城県仙台市太白区

日ハムからトライアウトを経て中日に入団、移籍3年目の捕手。 出身地の宮城県仙台市太白(たいはく)区は人口 22万624人 (2011年2月時点)。 区内には「仙台冨士」の異名を持つ標高320.7メートルの太白山があり、 太白星(金星)が落下して出来た山と伝えられる (じゃあ今夕方になると西に浮かんでいるあの星はなんだ)。 太白山は標高こそ低いが登山道があり、初心者でも気軽にハイキングが楽しめる。 登山道入り口は公式な二つの入口のほかに隠れ道が一本あり、 運がよければカモシカを発見できる穴場スポットとなっている。 この太白山のように、見た目は小さくとも雄大な自然を内包する、 皆に親しまれるわが町の富士山、それが小山桂司だ。 仙台富士からナゴヤ富士へ、小さな山はやがて日本一の山となるだろう。 太白区出身のプロ野球選手に埼玉西武・岸孝之(26)がいる。




66落合博満(57) HIROMITSU OCHIAI
秋田県南秋田郡若美町

監督就任8年目。 秋田県南秋田郡若美町(現:男鹿市)出身で、人口は 7197人 (2005年3月時点)。 若美町は八郎潟に面しているが、 「八郎潟」の名称は「八郎という龍が放浪の末にここに棲んだ」という伝説に由来している。 落合監督もまた、 「各球団を放浪の末にドラゴンズに落ち着く」宿命だったのだ。 合併した男鹿市はナマハゲで有名で、 「悪ぃ子はいネイガー」「泣ぐ子はいネイガー」 と子供を探し回るが、 見つけたからといって特に何をするわけでもない。 怖いようにみえて実は優しい、まるで落合監督のようなツンデレの神様だ。 ナマハゲをモチーフにした秋田のヒーロー「超神ネイガー」のテーマ曲は 「燃えよ!ドラゴンズ」の水木一郎兄貴(63)が歌っており、 こんなところでも秋田はドラゴンズに繋がっているのだ。 若美町出身の有名人は『電脳巡警』を描いた漫画家・小松直之(45)がいる。






67高橋聡文(27) AKIFUMI TAKAHASHI
福井県大飯郡高浜町

高岡一高からプロ入りし、11年目の左腕。 出身地の福井県大飯郡高浜町は人口 1万1055人 (2011年1月現在)。 長さ約8キロに渡る砂浜が有名で、夏には約60万人の海水浴客が訪れる。 名物は海産物が主であるが、 杜仲(とちゅう)茶の生産も行われており、 聡文が中継ぎという「とちゅう(途中)」のポジションであることを高浜町全体でプッシュしている。 お茶といえば和菓子が付きものだが、 高浜町にある『御菓子処・大次郎』は明治38年創業から四代に渡り続く由緒ある和菓子屋で、 名物の「六方焼き」は伝統の味を現在に伝えている。 この『大次郎』の御曹司が聡文であるが、 和菓子屋の息子なのに甘くないピッチングばかりするので、 プロ野球選手になった。 出身有名人は元ラグビー日本代表で主将をつとめた朽木英次(44)がいる。




68長峰昌司(26) SHO-JI NAGAMINE
茨城県鹿島郡鉾田町

水戸商業からプロ入りし、9年目の左腕。 出身地は茨城県鹿島郡鉾田(ほこた)町(現・鉾田市)で、人口は 2万7857人 (2005年10月時点)。 出身有名人は磯山さやか(27)、同郷のプロ野球選手に読売・東野峻(24)がいる。 3人は同じ中学の出身だが、 磯山のブログでは東野のことばかり話題にしていて、長峰について語られることはほとんど無い。 また、現職の鉾田市長は「東野後援会」を作りその会長を務め、 東野が15勝したら町に「東野ロード」を作ろうという案を市議会に提出し、予算まで組んでいる。 長峰には後援会もなければ「長峰ロード」が作られる予定もないが、 鉾田市のナンバーワン野球選手は間違いなく長峰だ。 その証拠に、鉾田市のイメージ・キャラクター「ほこまる」は長峰に顔がそっくりなのだ。






69小林正人(30) MASATO KOBAYASHI
群馬県吾妻郡嬬恋村

東海大学からプロ入りし、9年目の左腕。 出身地の群馬県吾妻郡嬬恋(つまごい)村は人口 1万58人 (2011年3月時点)。 高原キャベツの産地として知られる。 村歌「嬬恋村の歌」は大川栄策・青山和子のデュエットで日本コロムビアによりレコードが発売された。 また、ナゴヤのコンビニで販売されているミネラルウォーター 「がんばれ!ドラゴンズ」という飲むと力が百万倍になると噂される天然水は嬬恋村の水を使用しており、 嬬恋の水を飲んで育ったコバクマの体内には「がんばれ!ドラゴンズ」の魔法の液体が流れている。 嬬恋村出身の有名人には元西武ライオンズ球団代表・黒岩彰(49)がいるが、 松坂大輔(30)の身代わり出頭事件、 赤田将吾(30)の契約更改号泣事件と、 コバクマ世代(30)と何かと関わりがあることは別に知っても知らなくてもいい情報だ。

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