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2011年9月4日終了時点
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2011.9.3
昨年250セーブに到達したときは落合監督に 「300いったらお祝いしてやる」 と言われた岩瀬が、3日の広島戦で念願の300セーブに到達した。 「褒めてー、監督褒めてー」 この快挙に落合監督は、「日本の野球界で初めて300いったことに価値がある。 史上最多とか新記録をつくるよりも、 初めて300いったことに価値があるんだ」 と、前人未踏の大記録を賞賛した。
祝・300セーブ!
日本プロ野球の歴史で誰も到達したことのない領域。そこに初めて足を踏み入れた岩瀬に、 国民からは 「これは国民栄誉賞ものだ!」 「ノーベルクローザー賞に推薦しよう!」 などの声があちこちから上がったが、翌朝の中スポ1面に、 全国1億2000万人 マイナス1億1700万人 の中日ファンはひっくり返った。
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↓ ↓ ↓ ↓ 岩瀬300S達成の翌日 ブランコ逆襲弾 ホワット? ブランコ…? い、岩瀬は…? 日本球界の歴史で初めての、誰も達成したことのない歴史的記録・岩瀬の300セーブ。 その快挙の翌日、 大本営は一面に「ブランコ逆襲弾」を持ってきたのだ! 「どういうこと?」 抗議と問い合わせで国内の電話回線・ネット回線が次々にパンクする中、 本紙取材班の緊急調査の結果、実はこのホームランは、 ブランコの 通算79号ホームラン にあたり、 あの“真の主砲”と呼ばれた 井上一樹の通算本塁打数に並ぶ大記録 であることが判明したのである。 ああ、なるほど!そういう事なら! そういう事なら、岩瀬の史上初の300セーブを押しのけて1面トップになるのも致し方ないか。 致し方ない。致し方ない。 本塁打79本はプロ野球歴代347人目(本紙調べ)、 トップの王貞治まではあと たったの789本だ。 |
2011/9/3(土)
広島ズングリ・ムックリ・スタジアム
【解説】 0−1と1点ビハインドで迎えた5回中日の攻撃、 ブランコが井上一樹に追いつく通算79号スリーラン・ホームランで試合をひっくり返すと、 6回にも2点を加え中日はまさかの4点リードに。 「このままでは岩瀬にセーブがつかない」 そう判断したベテラン・平井は7回に広島・石井琢朗にソロホームランを敢えて打たせて3点差にし、 セーブ条件を満たした9回に満を持して岩瀬登場、 広島最後の反撃を3者凡退に切ってとり、 日本プロ野球史上初の通算300セーブを達成した。 記念ボードを前に記念撮影のあと、 岩瀬はそそくさとボードを片付けようとして 「い、岩瀬さんはそんなことしなくていいんですよ」 と止められてた。 さすがは歴史に名を残すクローザー、 会場の後片付けもバッチリだ。 |