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2011年9月1日終了時点
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2011.8.31
かねてからお立ち台で「じゃま」「選手より目立つな」「ウザい」「顔でかい」 「いいからその耳毛を剃れ」 とクレームが殺到していた ナゴヤドームの青い魔物 をどうにかしようと、 ついに球団が動いた。
この日ナゴヤドームで行われた中日−阪神戦、 中日は打線が これまで見たことのないほどの大爆発 で大量4点を奪い、 4−1の大差で勝利した。 お立ち台には勝利投手となったチェンが呼ばれ、 そのインタビューの邪魔をしようと青い影がチェンの背後に近づく。すると… 「……」 そこには、透明なボードが立てかけてあり、ボードには牡丹燈篭の 魔除けの札のようなものが貼られていた。 魔性のものを立ち寄らせない 魔除けボード に青い魔物は手も足も出ず。 チェンにちょっかいを出そうと懸命にあがいたが、 ボードの透明部分からじっと恨めしそうに見つめるしかなかった。 首位ヤクルトに2.5差と猛追するドラゴンズだけに、 これからは全試合でお立ち台が必要になる。 魔除けボードの登場は選手にもファンにも心強い限りだ。 |
2011/8/31(水)
ナゴヤドーム
【解説】 TBSラジオ中継の解説は木俣達彦解説員。 その木俣解説員がまだプレイボールもかかる前から 「今の阪神は勢いがあるから、まず3点くらい先制するでしょう」 「中日打線には3点以上取る力がありませんから、よくても2点しか取れません。 だから阪神が勝ちます」 といきなり呪いを発動した。 そして試合は、阪神が1回に1点を先制したものの、呪いのため追加点がなかなか取れない。 中日が2回に谷繁のタイムリーで同点に追いつくと、 4回の中日の攻撃、先頭の和田さんの打席で木俣解説員が 「今年の和田はダメです。バッティングフォーム改造が裏目に出ましたね。 あのすり足でボールが遠くに飛ぶわけがありませんよ。 和田には大きな当たりは全く期待できないでしょう」 とこの二度目の呪いを発動した。 その3秒後、和田さんの打球はグイグイ伸びてセンターフェンスを直撃、 ここまでの不振がウソのような豪快なスリーベースヒットが飛び出した。 これに実況アナがすかさず 「木俣さんが大きいのは期待できない、と言った途端に大きい当たりが出ました」 と鋭く突っ込むと、木俣解説員はみるみる不機嫌に。 あわててアナ、 「そ、そういえば、木俣さんは、先に3点取ったほうが勝つと言ってましたね」 と「阪神が」の部分を省略してフォロー。 木俣解説員は「え…ええ、そうですよ、3点先に取ったほうが有利です」 と試合前の予言をこのどさくさに紛れ修正した。 結果、このフォローが実況アナのファイン・プレーとなり、 試合は4−1で中日が勝利。 試合前は「3点以上とって阪神が勝つ。中日はよくても2点」と言っていた木俣解説員は、 「私の言った通り、先に3点とった方が勝ちましたね」 と、終始上機嫌だった。 |