将棋の勝敗

将棋では、 「相手の王を取れば勝ち」 です。



【次の一手】何を打ちますか?


【正解】▲2二金

【解説】 左図で、敵の玉はもう何処にも逃げ場がなくなりました。 この状態を 詰み と言い、先手の勝ち、後手の負けになります。
対局では自分の玉が詰みの状態、または詰みになることが確実となったとき、 「負けました」と言って、敗北を宣言します。 これを投了 と言います。


将棋では負けた方が「負けました」と投了宣言しなければいけません。 負けず嫌いの性格の人なら「負けました」と言うことを屈辱的に思うかも知れません。 なので、将棋マスターへの第一歩は
いかに格好よく「負けました」を言うか
が重要となります。


「なかなかやるじゃないか、君も」的に。


悲壮感たっぷりに。


ヤケクソ気味に。


激しく!熱く!豪快に!

一方、勝った方はたとえ「詰み」の最後の一手を打ったあとでも、 「勝ったー!」とはしゃいだり、ガッツポーズをしてはいけません。 100%間違いなく勝ちだとしても、平静を装って、じーっと黙って盤面、または相手を見つめ、 相手が「負けました」と口にするまで待ちましょう。 相手が「負けました」というまでが遠足ですよ!