▼真打登場 やはり最後はこの男たちしかいない。 投げるギネスブックと ヤリマスターの最強バッテリーである。 ▼勝負決まった 先発の山本昌がまずは4イニングを軽くゼロで抑えると、 4回裏にODAのタイムリーで中日が2点先制! |
今シーズンのナゴヤドーム、中日が先制した試合は37勝1敗の勝率.973では、
この4回の2点先制でもはや「勝負あり」、
あとはイニングを消化していくだけである。 ▼読売に下克上! そして5回、一死二三塁のピンチを迎えると落合監督はすかさず山本昌&ODAをバッテリーごと交代、 河原&しげるの熟練コンビに局面を任せた。 |
ひとつ変えずピシャリと切り抜け、
打のODA、投の河原と、奇しくもかつてオレンジのユニフォームを着ていた選手の活躍で、
原の眉毛をハの字から介の字にしたのである。 ▼まさかのファンサービス さて、ゲームの流れが中日に傾いてしまうと、 ファンの欲求もやり過激なものになる。 「たまにはサヨナラ勝ちがみたいな…」 |
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▼舞台は揃った 中日は今季12度のサヨナラ勝ちをホームゲームで見せているが、 このCSに入ってからまだサヨナラ・ゲームを見ていない。 そしてその思いは浅尾に乗り移った。 ファンの声援をパワーにして熱投する浅尾だけに、 「サヨナラ勝ちが見たい」 というパワーも受け入れてしまうのだ。 「来たっ!サヨナラ勝ちが見れる!」 |
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▼全日程終了 2010年のペナントレースはこうして幕を閉じた。 「胴上げはしない」と言っていた落合監督だったが、 選手たちにせかされて六度宙を舞った。 ▼お知らせ なお今年の日本選手権は、諸般の事情で中止になった。 |
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▼締めは和田 そして9回裏1死一二塁、 和田さんが注文通りのサヨナラタイムリー! |
予定通りの同点追いつかれ、予定通りの勝ち越しサヨナラタイムリーで
中日は今シーズン最終試合を終えたのである。 |