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10/20(水) ○中5−0読売●
(ナゴヤドーム)

▼奇策士・原の奇策
遡ること四日前、2位阪神と3位読売による敗者復活戦で原監督は、 シーズン中に見られなかった奇襲を仕掛けてきた。
原
「俺の頭脳采配を見せてやんよ!」

第1戦をエース内海を温存し東野+ゴンザレスの先発2枚で阪神打線を封じ込めると、 第2戦もエース内海を温存し顔と名前が一致しない朝井を先発、 しかも
わずか1イニングで降ろし2番手にグライシンガーを投げさせたのだ。
これには真弓もびっくり!
鶴瓶
「ばびょーん」

原の謎の継投にびっくりし気が動転した真弓は、 負けじと藤川を8回から使う謎の継投で対抗、 何を考えてる分からない監督同士の「謎の継投対決」何も考えてない原が勝利し、 読売が二連勝で「ドラゴンズ日本シリーズ壮行試合」の対戦相手に選ばれたのだった。

▼さらに奇襲は続く
そして始まったドラゴンズ日本シリーズ壮行試合 (別名・クライマックスシリーズ最終ステージ)
読売はまたもエース内海を温存し 地元・茨城に東野ロードを作ろうとして失敗した東野を中三日で持ってきたのである!
内海
「また俺にイヤガラセか!」

第2戦の先発は内海だったのだから故障ではない。完全な奇襲である。


▼読売、終わりの始まり
しかしもちろん、そんな付け焼刃の奇襲がドラゴンズに通じるわけがない。 1回裏、ナゴヤドームの客席では早速「燃えよドラゴンズ」の大合唱が始まった。

[中日1回の攻撃]
1 荒木 中安
2 英智 投犠
3 森野 左安
4 和田 四球
5 ブランコ 左2
6 藤井 右安
7 谷繁 右2
8 堂上直 一邪
10月20日(水) ナゴヤドーム
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
読売 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
中日 4 0 0 0 0 0 1 0 x 5
【中日】○チェン(6+2/3)→高橋(1/3)→浅尾(1)→岩瀬(1)
【読売】●東野(4)→MICHEAL(2)→藤井(1)→クルーン(1)
【本塁打】
原の気持ちは分からぬでもない。 2007年のCSで第1戦に予想もしてなかった小笠原(おしぼり王子)に手も足も出ず、 あれよあれよと四連敗したトラウマを引きずっているのだろう。 そう言えばあのときの小笠原も中3日だった。
小笠原
「今年もあるよ!」

しかし、力で劣ってる者が力で向かっても惨敗するように、 原が落合監督に対し「采配で出し抜こう」などとは、 アリがゾウを踏み潰そうと試みるようなものだった。
1番荒木が塁に出て〜
2番クララが送りバント〜
3番ドヤ野がタイムリ〜
4番和田さんフォアボ〜ル
いいぞ頑張れドラゴンズ〜
燃えよドラゴンズ〜

歌の歌詞のようなドラゴンズ怒涛の攻撃で、プレイボールからわずか30分後、試合の大勢は決した。
読売の奇襲は失敗した。策士策に溺れるというが、原に頭を使った作戦など所詮無理だったのだ。
原
「内海出すんだった」


はじめてのドラゴンズ Platinum