▼アツはナツいでんな 猛暑である。 エコカー減税などと言って車をバカみたいに売り、「エコやからエコカー走らせたらよろしいやん」 とばかりに街中を高温の熱源が走り回ってるせいで、 ただでさえ暑い夏がますますクソ暑くなり、 地球はその寿命を確実に縮めている。 ※地球の寿命…あと30億年 |
屋外球場での観戦にはうちわ持参は必須で、うっかりうちわを忘れるお客さんもいる。
そういうお客さんは自らの手でパタパタと自分を仰ぐことになるのだが、
「それ、涼しい?」
と思わず尋ねたくなった人も多いはずだ。 ▼風の戦士 打席に立つと、外野スタンドのお客さんが苦しんでるのがよく見える。 「アヅイ〜、アヅイがなぁ〜」と灼熱地獄に苦しんでる姿に、 心やさしい竜戦士は思うのだ。 |
しかし、何が出来る? 地球のためのエコではなく、人のためのエコ。 スピードアップ野球で「試合時間が短くなったから地球温暖化阻止!ばんざーい」 と一人よがりに喜んでいても、お客さんは涼しくならないのだ。 竜戦士が思い悩んでいると、ふと見たその手にはバットが握られている。 |
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「ひらめいた!」 竜戦士たちは、バットを力いっぱいブンスカ振り回し、 そのスイングでものすごい強風を外野スタンドに届けたのだ! 「いい風とどけ!」 もちろん一瞬だけでは意味がない。この試合、合計15三振という気合の送風攻撃で、 スタンドに絶え間なく風を送り続けたのだった。ああ、地球にやさしいエコ戦士、 君達のおかげで何万ものお客さんが熱中症にならずにすんだのだ。 |
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この中日選手の熱心なエコ運動に、阪神の選手は協力してくれなかった。 試合に負けて、エコで勝つ。地球にやさしい戦士たちの胸を張っていい敗戦だった。 |
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「ドラゴンズの選手はほんま、お客さん思いや」 |
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