▼こんにちは長野県 長野オリンピックスタジアム。中日にとっては 第二のホーム と言っていいだろう。 この試合は一応読売の主催試合になってはいるが、 長野は峰竜太の出身地であり、 峰竜太は長野県のカリスマである。 つまり峰が愛するドラゴンズは、長野県民も愛しているのだ。 |
そして、長野県の南部は中日新聞の販売地域でもある。 俺たちの川井や俺たちの上田コーチが長野出身なのは皆も知っての通りだ。 長野県は何かと中日と縁の深いところなのである。 ▼長野県と読売 それに比べて読売は、これまで長野県に対してひどい仕打ちばかりしてきた。 |
長野県出身でとってもいい人の柳沢裕一を放り出し、
果てはドラフトで長野(ちょうの)なんて紛らわしい苗字の新人を獲り、
開幕から一軍で使うことで「長野=ちょうの」の読み方を定着させ、
長野県の存在感を喪失させようとしているのだ。まさに長野県の敵である。 「中日は優しかった…!」 ▼長野を守れ また、長野といえば他球団の愛情ある指名を二度に渡り冷たく拒否し、 野球協約で禁止されている「逆指名」 |
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を事実上敢行して読売に入った選手。 「日ハム?迷惑だ」 「ロッテ?ふざけんな」 おかげで「長野」という言葉には「義理人情のかけらも無い」「ルールを守らない」という ダーティなイメージ が出来てしまった。長野県民にとってこれほど迷惑な話はない。 |
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▼中里登板 試合が一方的になると、読売は元竜戦士の中里をマウンドに上げ 「中里だよ〜、もう打たないで〜」 と命乞いをしてきた。 しかし、昨日の友は今日の敵。俺たちの直倫は 「中里さん、これが今の俺たちです!」 と堂々たる真っ向勝負で中里から2点タイムリー。 世話になった先輩に己の成長を見せつけたのだった。 |
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言ってみればこの試合は
長野県民の誇りを守るための戦い
であり、長野が「ながの」なのか「ちょうの」なのか、
県の運命はこの試合で決定するのだ! ▼竜、7連勝 長野県民の「長野を守ってくれ!」という必死の声に、 |
土用丑で昇うなぎになった竜打線は、
3−3で迎えた5回、2死から6連打で一挙5点をもぎとり、
長野県民の思いに応えたのである! 中日の勝利により長野は「ちょうの県」ではなく「ながの県」で行く事が決定し、 長野県民は平和を取り戻したのだった。 |