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6/29(火) ○阪神11−5中日●
(甲子園)

▼朝倉が燃えた!
今日は俺たちの朝倉が序盤から気持ちよく炎上、 ブラゼル・新井・ブラゼルと豪快に3本のホームランを打たれ、 ひと足早い甲子園花火大会の幕をあけた。

▼ネルソンも燃えた!
長さん
「次行ってみよう!」

来たかチョーさん待ってたドン!
続くネルソンもブラゼル・城島にスタンドに叩き込まれ、 甲子園での阪神のホームラン五発は ラッキーゾーン撤去後初めてという記録を演出したのだった。

▼ラッキーゾーンって何?
ここで若い人たちの「ラッキーゾーンって何?」という質問に答えておこう。
昔、阪神がロッテより弱かった頃、 「この球場はホームランが出らんでおもろない!」 と言って、フェンスよりかなり前に簡易フェンスを作り、 「ここを超えたらホームラン」というインチキ・ルールを採用していたのだ。 この「本当のフェンスと偽物のフェンスの間の空間」が「ラッキーゾーン」である。

▼そして今
「フェンスを前に出すなんてプロとして恥ずかしい」 と阪神が1992年になってやっと気づき、ラッキーゾーンは撤去された。
2010年現在、プロ野球でラッキーゾーンがあるのは、 東京エッグだけである。
従来のフェンス
↑通常の球場
従来のフェンス
↑東京エッグ



こうしてラッキーゾーンを撤去した甲子園は「ホームランが出にくく」なり、 5発も打たれたというのは中日が史上初、というわけだ。

▼日本代表も燃え尽きた
一方、海の向こうの南アフリカでは、 ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で日本とパラグアイが延長の末、 PKで5本全て決められた日本が敗戦した。

パラグアイの入れたPK「5本」というこの数字、果たしてただの偶然だろうか?

▼ブルー魂
中日は5本入れられて負けた。
6月29日(火) 甲子園
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中日 0 0 0 0 0 0 1 2 2 5
阪神 0 1 5 0 3 0 2 0 x 11
【阪神】○スタンリッジ(7)→藤原(1)→横山(2/3)
→久保田(1/3)
【中日】●朝倉(4)→ネルソン(2)→久本(1)→清水昭(1)
【本塁打】野本4号(スタンリッジ)、荒木1号(横山)、
ブラゼル24号(朝倉)、新井10号(朝倉)、ブラゼル25号
(朝倉)、ブラゼル26号(ネルソン)、城島12号(ネルソン)
▼日本代表の無念は中日が晴らす
日本のワールドカップは終わったが、魂は燃えさかったままだ。 「同じ青いユニを着るドラゴンズよ、日本代表の分まで頑張ってくれ!」 そんな思いが海を越えて、日本代表とドラゴンズをシンクロさせたのではあるまいか。
そんな気がしてならない。

日本代表岡田監督
「いや、気のせいじゃないかな…」

日本代表は5本入れられて負けた。

日本代表のチームカラーは青。
中日のチームカラーは青。

重なり合う2つのチーム。これはただの偶然だろうか?

日本代表岡田監督
「いや、ただの偶然じゃないかな…」



はじめてのドラゴンズ Platinum