▼岡ちゃんがんばる 戦前は、予選リーグ0勝3敗での敗退も予想されていたワールドカップ日本代表だったが、 いざ始まってみればカメルーンを一瞬で撃破、 優勝候補オランダに1失点の最少点差での惜敗、 これで得失点差で優位に立った日本は、最後のデンマーク相手に引き分けでも快勝トーナメント進出と、 下馬評をひっくり返す快進撃を見せている。 |
▼評論家赤っ恥 「やっぱ岡田最高や!」 これには「よくて2敗1分。1トップを止めるという条件付きで。ぷげら」 と口を揃えて批評していた日本のサッカーに詳しい人たちも赤っ恥。 カメルーンに勝った試合の直後には 「智将・岡田!」 「決まった1トップ!」 と手のひらを返し、しまいには 「大会直前の3連敗は、 本番で勝つための意味のある敗戦だった」 とまで言い出したのである。 |
▼どこかで見たような そんなサッカー日本代表にドラゴンズの姿が重なってみえる。 ▼岡田監督の「オレ流」 |
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そう、前哨戦はいくら負けてもいいのだ。 ワールドカップ直前にメンバーを大胆に入れ替え、試行錯誤を繰り返した岡田流。 敵の偵察部隊も「いったい日本のエースは誰なんだ。キーパーは誰がやるんだ」 と大混乱に陥ったはずだ。 敵をかく乱し、本番での勝利を最優先に考える、落合采配に実によく似ている。 正直もう、 「岡ちゃんは落合采配をパクっている」 といっていいほどだ。 |
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▼今年の漢字 手のひらは返すためにある。 いま、ドラゴンズが読売になかななか勝ち越せず、 5割付近をうろうろしているのは、 シーズン終盤に中日ファンに一斉に「手のひら返し」をさせるための布石である。 毎年年末には京都の寺で「今年の漢字」が発表されるだが、 今年の漢字は で決まりだ。 |
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どれだけ逆風が吹こうと、自分を信じ、選手を信じる。 何を言われても動じず、自分を曲げず、 誹謗中傷にじっと耐え、 勝つことで周りを黙らせた岡田監督の本棚には、 落合監督の著書がズラリと並んでいるはずだ。あとテリー伊藤の本も。 |
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