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4/03(土) ●阪神2−3x中日○
(ナゴヤドーム)

▼チェン、2失点

「どうした、チェン!?」

あの打てまチェン打線でお馴染みの阪神に、チェンが何と 7イニングで2失点もしてしまったのだ。
チェン
しかもうち1点はメジャーで通用せず逃げ帰ってきた 海苔みたいな眉毛の選手のホームランによるものだ。

チェンは来年メジャー挑戦とか言ってるのに、 こんなメジャーで失敗したノリマユゲに打たれて大丈夫なのか。

いや、大丈夫じゃないぞ。 日本に残った方がいいぞ。 中日に残った方がきっといいことあるぞ!

▼走れセサル

2-2の同点で迎えた9回。
先頭のセサルが阪神内野のブラックホール・新井を狙い打ち、 計算通りのエラー出塁でチャンスを作る。
「さすがセサル、やってくれると思っていたぜ!」
新井兄
↑実際やってくれたのは新井なわけだが
続く森野がセンター前に弾き返すと、一塁走者のセサルが爆走! 三塁を落としいれたのである。

こうなると続くブランコは当然敬遠。無死満塁での和田の打席は、 スカポンと打ち上げた微妙な感じのセンターフライになった。
和田

「これは難しいか…?」
いや、三塁ランナーはセサルだ!
タッチアップから爆走
自慢の40ヤード走4秒1の光速の脚でホームベースを


駆け抜け、 チームにサヨナラ勝利をもたらしたのだった。
セサル
見てくれこの脚!これがセサルだ!

「チェンを引きずりおろしたのに、勝てまチェンでした…」

▼浅尾「刺せると思った」

8回のピンチは浅尾が切り抜けた。 無死一塁から送りバントを判断よく二塁に送球して併殺。 試合後、浅尾の放った一言が列島に衝撃を放った。
「僕は捕手だったんで、走者の足を見て刺せるかなと思いました」

ええっ、そういうものなの!?
見て分かるものなの!?
捕手ってエスパー!?

いやいや落ち着け。そんな訳はない。 これは取材した記者が聞き間違えたと思うのが自然だ。
4月3日(土) ナゴヤドーム
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
阪神 0 0 0 1 0 0 1 0 0 2
中日 0 1 0 0 0 0 1 0 1x 3
【中日】チェン→○浅尾
【阪神】上園→江草→久保田→●メッセンジャー
【本塁打】城島2号(チェン)
浅尾は「刺せると思った」と言ったのではない。「セサルと思った」と言ったのだ。

セサル
「エッ、!?」
送りバントなのでブランコは前進、 一塁ベースにはセカンドがカバーに入る。 「一塁はセサルだ!」と危険を感じた浅尾は どうせオール・セーフならと、 バクチで二塁に投げてしまったのだ。

普段ブルペンにいる浅尾は、 二塁手をセサルと思ったのである。


はじめてのドラゴンズ Platinum