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4/01(木) ●ヤクルト2−5中日○
(神宮球場)

▼切り札登場

「7番キャッチャー、小山」

対ヤクルト戦で今季初、まさかの二連敗を喫し後の無くなった中日は、 隠れイケメン・小山に連敗ストッパーの役割を託した。
小山

▼前年の屈辱

思えば昨年4月、 ちょっとチームの負けが込むと大本営(中日スポーツ)は、 「谷繁と谷繁以外の捕手のときの
勝率比較」などという意図不明な記事を書き、 勝手に離脱した谷繁を神格化して 谷繁以外の捕手のテンションを著しく下げる 身内イジメをしたのである。

馴れないセの野球に必死の小山には「お前のせいで負けた」と言われてるようなもので、 精神的な負担は相当なものだったろう。

川上
「いない選手の話をしてもしょうがないのにね…」
小笠原
「いない憲伸よりいる孝!」

▼捕手勝率

開幕2試合目に続く二度目のスタメンマスクとなった小山は、 バルデスから始まる7人リレーを初回の2失点だけに抑え、 好リードで連敗脱出の立役者となった。

これで小山がスタメンマスクの日は勝率10割、 小山以外の捕手がスタメンの日は勝率2割5分と、 「昨年の屈辱を晴らした」のである。


小山神話が始まった。

「開幕6試合で何が分かるんだよ」

「ソウデース、開幕6試合デ何ガ分カルデスか!」

▼落合、動いた!

この試合から落合監督はスタメンを大いじり、 セサルを中堅に回し、井端を当初の予定通り二塁に、 遊撃には岩崎達(プリンスでない方)を配置した。

開幕戦
1 大島
2 セサル
3 森野
4 ブランコ
5 和田
6 井端
7 野本
8 谷繁
6戦目
1 井端
2 セサル
3 森野
4 ブランコ
5 和田
6 松井祐
7 小山
8 岩崎達

4月1日(木) 神宮球場
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中日 0 0 0 2 0 2 1 0 0 5
ヤクルト 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2
【ヤクルト】●石川→橋本→李恵踐→増渕
【中日】○バルデス→清水昭→小林正→鈴木→浅尾
→高橋→S岩瀬
【本塁打】小池1号(石川)、ブランコ2号(石川)、
福地1号(バルデス)、青木1号(バルデス)
▼セサる森のブランコ

このオーダーを見た本紙客員評論家のワッコム氏は、 「セサる森のブランコって、なんだかとてもメルヘンチックね」 と呟いた。


「セサる」って何だ。


はじめてのドラゴンズ Platinum