年間続いた「分離ドラフト」は去年で終わり、
この年からは再び高校生・社会人の「合同ドラフト」が再開した。
もう終わったのか。いったい何で戻したんだ?
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逆指名が廃止されて、
分離ドラフトだと獲得確率が十二分の一になるからさ。
合同だと資金力のない球団は高校生に行くから、
ちょっとでも確率が上がるということだろう。
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また「読売のためのドラフトルール変更」か。
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また「読売のためのドラフトルール変更」だ。
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この年、スカウト陣が強力に押したのは東海大相模の右の大砲・大田泰示遊撃手。
スカウト陣は大田を一位指名することで決めてたんだけど、
「現場の要望」として、
落合監督は日本通運の野本圭外野手(左投左打)を一位指名させたんだ。
この
逆現場介入
には中田スカウト部長は堂々と落合批判。
スカウトの薦めた一位指名を変更する交換条件として、
育成枠の新人を二名追加指名させたんだ。
育成枠の二人は本来指名されないところを、
中田スカウト部長にチャンスをもらったというわけだ。
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がんばり甲斐があるな。
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そして、一位の野本には
また楽天が競合して来たけど、
竜神さまが「野本はドラゴンズに入るべきじゃ」と、
今年は中日に当たりくじを引かせた。
落合監督が大田を捨てて選んだ選手だけに、
こちらも気合いの入るところだね。
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岩崎恭平
(いわさき・きょうへい、2009-)
新人王ごときプリンスなんだから当たり前、と言われる新世代の王子。
もちろん立浪がプリンスなんて呼ばれてた時代のことなんか知らない。
高島祥平
(たかしま・しょうへい、2009-)
既に新人王たる風格が身をまとう直球戦闘機。百五十キロ超の爆撃がズッドンズッドン。
岩田慎司
(いわた・しんじ、2009-)
新人王を獲った明大の大先輩・川上憲伸に負けるものかと新人王を狙い、
授賞式の模様をテレビで見た小笠原先輩におしぼりを投げつけられるのが一年目の目標だ。
小熊凌祐
(おぐま・りょうすけ、2009-)
一年目はオフの手術のリハビリに専念、賞レースには来年参加するとして、
とりあえす今年は中日ルーキーズのイケメン新人王を狙う。
井藤真吾
(いとう・しんご、2009-)
中京大中京高時代は浅田真央の同級生。
目指すは新人王を獲得して「今年の顔」としてテレビに引っ張りだこ、
浅田真央と運命の再会をして焼肉屋でおとなのデートだ。
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