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怒哀楽の表現が豊かな監督は見ていて楽しいけど、 喜怒哀楽の無い監督は見ていて安心する。 どんなピンチでも指揮官がベンチでデーンと構えている。 監督が焦ってないんだから、こっちも焦る必要はない。 落合監督は、そういうタイプの監督だ。 これに他球団は「落合を青ざめさせてやる!」 「落合に感情をムキ出しにさせてやる!」と向かってくるし、 星野監督時代の喜怒哀楽に激しい野球に馴れている昔のファンは 「落合監督は表情がなくて人間くさくない」なんて言ったりもする。 でも、落合監督を泣かせたり笑わせたりするなんて簡単なんだよ。 ドラゴンズが優勝すればいい んだ。 二〇〇六年十月十日東京エッグ。 ドラゴンズは、落合監督就任三年目で二度目のリーグ優勝を達成した。
喜怒哀楽の表情激しい落合監督
だから阪神ファンの人も読売ファンの人も、 「無表情の落合の顔をゆがませてやりたい!」 「落合の泣きっつらが見たい!」 なら、 秋まで待ってね! きっと落合監督の喜怒哀楽に富んだ表情が見られるよ! |
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