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落合時代

楽天イーグルスの誕生 2004年

落合博満
パ リーグがオリックス・近鉄の合併により一球団減り、数合わせのため 新設球団がひとつ誕生した。

 東北楽天ゴールデンイーグルス。宮城県仙台市を本拠地とし、 初代監督には中日OBの田尾安志が就任した。

 田尾と落合監督が出演したこのオフのバラエティ番組では、

 落合「百敗くらい行くんじゃないの?」
 田尾「だったら選手くださいよ」

 なんて微笑ましいやり取りがされてたりしたんだ。

田尾安志、名前がよくないな。 青コアラ
金コアラ たおしやすそうだもんな。

 楽天は当初、新設球団で戦力が整ってないことを理由に、 十一球団からプロテクト外の選手を獲得できる 「十一球団によるエクスパンション・ドラフト」の開催を要望した。
 しかしこれは十二球団会議で却下され、 合併球団(リーグ五位と六位)だけが対象の 「一球団エクスパンション・ドラフト」 となったんだ。

 「これじゃ不公平だんべ」と思った心の優しい落合監督は、中日から 関川浩一・小山伸一郎・紀藤真琴・酒井忠晴を寄付 した。選手にとって新設球団ならレギュラーを取り戻すチャンスだからね。

 一方、オリックスでまた監督ともめて自由契約になった山崎武司も楽天に入団し、 楽天は 「東北中日ゴールデンドラゴンズ」 と呼ばれるようになる。

東北中日ゴールデンドラゴンズ
2005年 小池秀郎、関川浩一、小山伸一郎、紀藤真琴、酒井忠晴、山崎武司
2006年 土谷鉄平
2007年 川岸強、ドミンゴ
2007年 石川賢
2008年 中村紀洋

「楽天はワシが育てた」状態だな。 青コアラ
金コアラ 立浪がエレベータで監督就任した折には 落合監督も寄付してやろうか。
あとで返してもらうがな。 青コアラ


人物紹介
ブラウン
ブラウン
(2005)
 森コーチが道に落ちてたのを拾ってきてテストを受けさせたが、 テスト合格が決まるとすぐに左太もも痛でキャンプをリタイア、 そのまま一軍の試合はもちろん二軍の試合に出場することもなく、 まんまんと年俸一〇六〇万円を受け取り、夏の終わり頃に帰って行った。 人から聞いた話によると、ポジションはピッチャーだったらしい。

ベロア
ベロア
(2005)
 森コーチが道に落ちてたのを拾ってきてテストを受けさせたが、 テスト合格が決まるとすぐに腰痛でキャンプをリタイア、 六月あたりからぼちぼち二軍の試合に出ていたようだが、 こちらも夏の終わり頃に帰って行った。

2004年
ドラフト
2004年ドラフト

人物紹介
樋口龍美
樋口龍美
(ひぐち・たつみ、2005-2007)
 ドラゴンズの敏腕サブマネージャー。 樋口賢と区別をつけるため「賢くない方の樋口」と呼ぶこともある。

甲子園のスター達

川上憲伸
川上憲伸
(徳島商)
【1993夏】ベスト8
 準々決勝で土肥(横浜)の春日部共栄に敗れる。


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