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落合時代

ウッズの獲得 2004年

落合博満
最 初の一年目こそ「補強なしで優勝」と宣言し、本当にチームを優勝させ 「ほうら、カネで補強なんてしなくても勝てるべ?」 ということを証明、全野球ファンの溜飲を下げた落合ドラゴンズだけど、 落合監督自身は決して「金満補強反対派」じゃない。 むしろ「それが必要な補強で、球団にそれだけの予算がある」なら、 積極的に動くタイプといえる。

 横浜の四番バッター・ウッズの年俸が一億円で、 来季年俸をめぐって球団ともめているという。

 そこへ中日が、 年俸四億円の二年契約 で割り込んで行ったんだ。

前年一億円の年俸が、四億に上がるなんて聞いたことがないな。 青コアラ
金コアラ 「マネーゲームになるならいらない」と落合監督は言ってたんだが、 交渉役が張り切ってしまったんだろう。
ディープインパクトの初年度産駒に熱くなり過ぎて 二億もつけてしまった馬主みたいだな。 青コアラ

 こうして横浜は、谷繁・ドミンゴ・ウッズと すっかり 「中日の育成牧場」化 してしまう。

 阪神の育成牧場はカープ。
 読売の育成牧場はヤクルトと横浜。
 こうやって「お金のあるチームと無いチームの格差」は広がっていく。

 いっそペナントレースは年俸総額で開幕時にアドバンテージがつく、 ハンデ戦にしたらいいんじゃないかな。


人物紹介
ウッズ
ウッズ
(2005-2008)
 ベイ戦でお立ち台にあがると 「僕はこの球場が大好きなんだ。横浜にも僕のファンは多いと思うので、打ててよかった」 と言わなくていいことを言って無駄にベイファンの怒りを買っていた。

マルティネス
マルティネス
(2005-2006)
 ウッズのケツを蹴り上げるほどの陽気なドミニカン。 百九十八センチの長身から繰り出す速球を武器に活躍したが、 「ちょっとメジャーに挑戦してくるぜ」と言って退団、 翌年は何故か台湾で投げていた。きっと「台湾のメジャーなチーム」 という意味だったんだろう。

甲子園のスター達

井端弘和
井端弘和
(堀越高)
【1992春】二回戦敗退
 二回戦で松井(読売)の星陵に敗れる。
【1993夏】二回戦敗退
 二回戦で鹿児島商工に敗れる。



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