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ーズン中、大阪近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブの球団合併が突然発表された。 当然、近鉄ファンとオリックスファンは大激怒、 「合併反対」の署名運動が始まり、世にいう “球界再編騒動” が始まる。
合併の理由は「近鉄が赤字経営に耐えられなくなったから」。 じゃあ、どうして「身売り」じゃなく「合併」なの? 身売りでよさそうだよね。 そこには、 「一リーグ制にして読売との試合を増やしたい」 というパリーグ側の思惑があったんだ。 読売との試合があれば、球場は満員になるだろうし、主催試合では放映権料が手に入る。 パリーグはどこも赤字に苦しむ球団ばかりで、どうにかして読売戦を主催したかったんだ。 ※ダイエーは黒字かも知れない じゃあ読売戦を実現するためにはどうすればいいか? 一リーグ制にすればいい。 しかしいきなり「一リーグにしよう」と言っても認められるわけがない。 じゃあどうすればいい? 一リーグにする必然性、もっともな理由が必要だ。 そうだ!パリーグの球団数を減らしちゃえ! 球団数が減ればリーグ戦が運営できない。 だったら「しょうがないか」で一リーグっていう流れになるはずだ! こうして、「身売り」ではなく「合併」という形で、 「球団数を減らすために」 近鉄とオリックスが一つにまとまることになったんだ。
ファンはもちろん大反対。近鉄バファローズが消滅するということだからね。 こうしててファンの間で「合併反対運動」が起こった。 目的はもちろん、「近鉄球団を残すこと」。 ここ大事だよ。 目的は「近鉄球団を残すこと」なんだ。 それが、周りの声によって目的がどんどんすりかえられていく。 合併反対はいつの間にか「一リーグ反対」になり、 「二リーグ十二球団維持」になった。 選手会は 「二リーグ十二球団維持を確約できないならストライキ」 と言い、 本当にストライキを敢行した。 でも大事なことだから三回言うよ。 ファンの目的は、あくまで「近鉄球団を残すこと」だったんだ。
こうして、「翌年に新規球団の参入を受け入れる」と機構側が確約したことで騒動は収束し、 大阪近鉄バファローズは消滅した。 パリーグの「読売戦を主催したい」という目的は、交流戦という妥協案で実現することになった。 選手会はストライキ実行という「実績」を残したことで今後の交渉を有利に進められることができ万々歳、 パリーグはとりあえず交流戦で読売戦を主催できることになって万々歳、 両者に利が出来たことで、騒動は解決した、ことになった。 でも、ファンの願いは、 「近鉄は消滅したけど二リーグ十二球団維持」じゃなく、 「たとえ一リーグ制になったとしても近鉄球団を存続」だったんじゃないかなあ。 |
日本ハム
南海
獲物を一撃で仕留める鋭い爪を持ちながら、
あえてバットで攻撃するストリート・ファイター。
近鉄
右手にバット、左にグローブというどうにも自由の効かないいでたちで闊歩する大阪の少年。
これじゃあバットも振れないしボールも捕れないよ。
阪急
真ん中にいるお前は誰だ。
西武
雄雄しきジャングル大帝の姿が強さを感じさせる。
確かに所沢は一歩踏み込めば二度と出られないジャングルだ。
ロッテ
フーセンガムのように、見た目は大きいが中身はからっぽだったころのロッテ。
広島東洋
昔から変わらないカープ坊や。そろそろ結構いい年齢のはずだ。
横浜大洋
髪の毛のない丸顔の小さい少年は宇宙生命体・グレイを思わせる。
山下大ちゃんを意識したのだろうか。
阪神
口をあけっ放しにしてるとアホの子に見えますよ。
ヤクルト
思わずバットでハード・ヒットしたくなるペットマーク。
ヤクルトから多く出ている歴代選手会長が
「ファンのため、ファンのため」とウソばっかりついてるので鼻が長くなった。
とんがった鼻をぶっ叩けば場外まで飛んで行きそうだ。
読売
バットを股の間にはさんで「えへへ、ちんこちんこ」
と思春期前の小学生がよくやる遊びをイラストにした、
品性下劣もいいとこのペットマーク。
中日
十二球団で一番かっこいいドラ坊や。 |