|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
合新監督は監督就任会見で、 「一年目は補強はしない」「現有戦力で十パーセントの底上げをすれば必ず優勝できる」 とブチ上げ、堂々の優勝宣言をしたんだ。 「補強なしで優勝?!」 中日ファンは、歴史的に 「優勝するためにはまず補強」と脳内すり込み されてるから、 これにはみんなビックリした。 一九八八年の優勝、一九九九年の優勝と、いずれも主力を大胆なトレードで放出し、 移籍してきた選手の活躍によってチームは活性化した。 だから「優勝するには補強は不可欠」というのが中日の定説だった。 それが、「補強なし、昨年と同じ戦力で優勝できる」と来たもんだから、 落合はホラ吹きだ、そんなことできるわけがない と、周りには冷ややかな目で見られたんだ。 就任会見で落合監督がチーム方針としてあげたのは、
などなど。 これらの方針は偉い人たちにいちいちケチをつけられ批判されたけど、 落合監督にはそれぞれちゃんとした理由があった。
落合監督は理由のないことはしない。 思いつきや思いこみで言ってるように見えても、 何か考えがあって言ってるんだね。 監督が何を考えてるのか。 そういう“野球の楽しみ方”が、 落合ドラゴンズでは追加されたんだ。 |
歴代外国人選手
(1987-2009)
オズマ |