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山田時代

ペタジーニかと思ったらクルーズ 2002年

山田久志
奈 落の底から最終的にシーズン三位で終わった山田竜の一年目。


 オフには児玉渉外部長兼編成担当が、 ヤクルトを退団したロベルト=ペタジーニの獲得に乗り出す。

 「じゃあ、これからペタジーニとの交渉にニューヨークに行ってくるジーニ」 と言い残し、児玉部長が飛行機でアメリカへと旅立った。山田竜の補強ポイントは “右の大砲”。「ペタジーニを口説き落とすには直接交渉しかない!」 と思ったんだろうね。

 そして児玉部長が飛行機の中でうたた寝してるその時間、 東京では、 ペタジーニの読売入団発表 が行われていた。

何しに行ったんだ。 青コアラ
金コアラ アポとか取ってなかったのか。

 ニューヨークに着いてからペタジーニの読売入りを知った児玉部長は、 さっさと帰ってくればいいものを 一年前に阪神をクビになったイバン・クルーズと契約を結んで帰国する。

 いわく、 「確かに阪神をクビになった選手だが、その後は3Aで活躍し、 一年前のクルーズとは違う」とのことだった。

いや、ちょっと待て。 阪神に入団したときも「前の年に3Aで活躍したから」 スカウトされたんだろう。 青コアラ
金コアラ で、「3Aで活躍したが日本ではダメだった」から阪神を解雇になって
その一年後、 「前の年に3Aで活躍したから」という理由で中日が獲ったのか? 青コアラ

 言ってみれば、 お母さんに「コロコロ買ってきて」と頼んだら、 「コロコロ無かったから代わりにガンガン買ってきたわよ」的な クルーズ獲得。(女子は「りぼん」と「なかよし」に置き換えてね!)

 お母さん。無かったら買ってこなくていいんだ。ガンガンなんて読まないよ。


2002年
順位表
2002年順位

2002年
表彰選手
2002年表彰選手

2002年
チーム内ベスト
2002年チーム内ベスト

人物紹介
クルーズ
クルーズ
(2003)
 このままでは「くるくるクルーズ」と呼ばれそうなのが分かっていたのに、 このときは珍しく球団による登録名変更はなかった。 おそらく「イヴァン」に変更しても「イヴァンのばか」と言われるだけだと気付いたのだろう。
 ちなみに、シーズンに入ってからは予想通り「くるくるクルーズ」と言われた。

甲子園のスター達

前田幸長
前田幸長
(福岡第一)
【1988春】二回戦敗退
 高知商相手に14奪三振、延長十二回を投げきったが2−3で負け投手となる。
【1988夏】準優勝
 決勝で広島商に敗れたが、全六試合をほぼ一人で投げぬき、防御率は1.48だった。


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