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落の底から最終的にシーズン三位で終わった山田竜の一年目。 オフには児玉渉外部長兼編成担当が、 ヤクルトを退団したロベルト=ペタジーニの獲得に乗り出す。 「じゃあ、これからペタジーニとの交渉にニューヨークに行ってくるジーニ」 と言い残し、児玉部長が飛行機でアメリカへと旅立った。山田竜の補強ポイントは “右の大砲”。「ペタジーニを口説き落とすには直接交渉しかない!」 と思ったんだろうね。 そして児玉部長が飛行機の中でうたた寝してるその時間、 東京では、 ペタジーニの読売入団発表 が行われていた。
ニューヨークに着いてからペタジーニの読売入りを知った児玉部長は、 いわく、 「確かに阪神をクビになった選手だが、その後は3Aで活躍し、 一年前のクルーズとは違う」とのことだった。
言ってみれば、 お母さんに「コロコロ買ってきて」と頼んだら、 「コロコロ無かったから代わりにガンガン買ってきたわよ」的な クルーズ獲得。(女子は「りぼん」と「なかよし」に置き換えてね!) お母さん。無かったら買ってこなくていいんだ。ガンガンなんて読まないよ。 |
クルーズ (2003) ちなみに、シーズンに入ってからは予想通り「くるくるクルーズ」と言われた。 前田幸長 (福岡第一) 高知商相手に14奪三振、延長十二回を投げきったが2−3で負け投手となる。 【1988夏】準優勝 決勝で広島商に敗れたが、全六試合をほぼ一人で投げぬき、防御率は1.48だった。 |