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リバリのメジャーリーガー、 メジャーでスタメンクラスという超大物・ディンゴ(ディービット・二ルソン)が中日にやって来た。 このディンゴが、「さすがメジャーリーガー!」というところをとことん見せ付ける。
まずは春季キャンプで来日した時点でベスト体重を十キロオーバー。 これがメジャー流の調整 というやつなんだろう。 競走馬も、GIレースの一ヶ月前にはベストから十キロ〜二十キロ増えている状態にしておき、 激しい調教によってどんどん絞り、レース当日に完璧になるよう仕上げるというからね。 「僕にはバイク(=自転車)があるから平気だよ。開幕にはベストになる」 と豪語したディンゴ。しかし、ベストになったのは シドニー五輪の開幕 だった。 日本では「オーストラリアのでっぷり牛」と言われていたディンゴが、 夏になり、シドニーに別人のようなスリムな体で試合に出て来たもんだから、 中日ファンはただただびっくりだよ。 そして五輪では(シーズン中には見せなかった)鋭いキレのあるスイングでボールをスタンドに放り込み、 「これが…メジャーの調整っ…」 と、みんなを唸らせたんだ。 |
ディンゴ (2000) カールソン (2000) バンチ (2000-2002) 善村一仁 (よしむら・かずひと、2000-2004) |