野監督が復帰したからには補強費も使い放題だ。
中日は読売との壮絶な
札束合戦
争奪戦の上、
“韓国の至宝”
宣銅烈
の獲得に成功する。
しかし、この宣が大誤算。
日本製のキムチが口に合わなかった
こともあり、宣は思うほどの結果を残せず、
一年目はさんざんな成績に終わったんだ。
それでも星野監督はチームを前年の最下位から二位に押し上げ、一応の格好をつけた。
打つ方では山崎武司が大ブレイクし、
シーズン最終戦の対読売戦でライバル・松井秀喜を
怒涛の敬遠攻撃
で沈黙させ、
ホームラン三十九本で初タイトルを獲得したんだよ。
試合前には「ワシは松井敬遠なんてセコい真似はせん」と言ってたが、
結局全打席敬遠してしまった。
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正津・矢野のバッテリーが監督命令を無視して敬遠したということになってるが、
まあその通りだろう。
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藤井優志
(ふじい・まさし、1996-2002)
二軍ブルペンの牢名主。
投球練習を受けてるときの威勢の良い相の手、
試合を見てるときは相手選手へのヤジ、
自軍選手への毒舌と、
とにかく口を動かしてないときが無い。
渡邊博幸
(わたなべ・ひろゆき、1996-2007)
嫁は美人モデル。
「嫁の方が稼ぎがいいんじゃないか」と囁かれ、
一軍になかなか上がらない渡邊に比べ、
嫁の方が露出度も知名度も高かったものだから、
“嫁の旦那”と呼ばれた。
大塔正明
(だいとう・まさあき、1996-2000)
中日選手初のホームページ『力には力で』を立ち上げた伝説のカリスマ・ウェブマスタ。
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