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第二次星野時代

ハズレのハズレは当りなのだ 1995年

星野仙一
星 野第二次政権の最初のドラフトで、 中日は甲子園で活躍した 福留孝介 から「逆指名」を得ることに成功した。

 もちろん高校生に逆指名の権利なんて無いんだけど、 福留はドラフト前に 「読売・中日以外なら社会人」 と表明する。

 「読売・中日以外なら社会人」なんてのも珍しい逆指名の仕方だけどね。 中日ファンなら、 ナゴヤのファンが読売にアレルギーを持ってるのは知ってるはずだし…

 ま、それはともかく。

 福留に対しては結局八球団が一位指名入札、 抽選の結果、大阪近鉄が交渉権を獲得した。 (ヨッシャーの悲劇)

 中日はハズレ一位で原俊介を指名したんだけど、 読売と競合してこれも抽選をはずし、 ハズレのハズレで熊本工業の荒木雅博を獲得したんだ。

ここでもセンイチのくじ運の強さが発揮されるわけだ。 黄タイガー
金コアラ くじを二度外したから荒木が獲れたわけだからな。 本当にセンイチのドラフトは神がかり的だ。


1995年
ドラフト
1995年ドラフト

人物紹介
荒木雅博
荒木雅博
(あらき・まさひろ、1996-)
 シャイで無口な選手会長。 北京五輪後は、宮本(ヤ)や矢野(神)と喋っている姿が目撃された。

門倉健
門倉健
(かどくら・けん、1996-1999)
 新人時代の納会で今中・山本昌の間に座り込み 「お前らもう少しお互い仲良くしろよ!」と言い放ったストロング・ハートの持ち主。




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