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九月十日(木)●阪神―○中日 れる主砲こと井上一樹。 中日がシーズン終盤になってまだ二位という最下位も同然のポジションに甘んじているのは、 今シーズンの井上の不調が全てであると言って過言ではない。 「いつになったら井上は復活するんだ!」 「俺たちの神!」 「井上さんがいないと、ドラゴンズはどうにもならないよ!」 全国一億人のドラゴンズファン(うち九千九百万人は浅尾ファン)の悲痛の声が響き、 誰もが井上の復活を待望している。 最近、落合監督がメガネをかけ始めたのは、 井上の影が最近やや薄くなって、 井上がちゃんといるのかどうかを目視確認するためだ。 しかし、復活のときは来た!! 井上一樹を知るファンなら、一九九九年、 井上が開幕から二十一試合連続安打を放ち、 ドラゴンズを優勝に導く若きリーダーとして頭角を現したのは記憶のことだろう。 当時の井上の背番号は九十九番。 「九十九年に九十九番があらわれて、中日を優勝に導く」 と、ノストラダムスの幻の預言書に記されていたことで大いに話題になった。 そして、ちょうど十年後の二〇〇九年。 今度は 「〇九年に九番があらわれて、中日を優勝に導く」 というキバヤシの預言書が、ついに実現されるのだ! ☆ ☆ ☆ ☆
九十九年の井上の開幕連続安打試合数は「二十一」。 奇しくも、この前日まで、 開幕連続凡退打数を「二十」 に伸ばしていたのは偶然ではない。 優勝のキーワードは、「井上の二十一」という数字に隠されていたのだ!! そして迎えた、今季二十一打数目の井上の打席!! 遊ゴロ。 ☆ ☆ ☆ ☆ この世は闇に閉ざされた。 しかし、明けない夜はない。 次号、待望の第二部開始! ☆ ☆ ☆ ☆
■ 第二部 ■
俺たちの井上は生きていた!! 一九九九年、開幕二十一試合連続安打のあと、 二十二試合目に井上のヒットがぱったり止まった ように、 二〇〇九年、開幕二十一打数連続凡退のあとの 二十二打数目は相当の期待 を持っていい。 さあ! 生まれ変わった井上一樹の、“第二部”の勇姿を見せてもらおうじゃないか!! 二ゴロ 男なら 戦う ときが 来る 誇りを守るために 命を賭けて… 次号、待望の第三部開始!
■ 第三部 ■
二ゴロ 次号、待望の第四部開始! ……… …… …
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吉見一起 (よしみ・かずき) 荒木雅博 (あらき・まさひろ) ブランコ 谷繁元信 (たにしげ・もとのぶ) 井端弘和 (いばた・ひろかず) 浅尾拓也 (あさお・たくや) 岩瀬仁紀 (いわせ・ひとき) |