八月二日(日)●東京ヤクルト―○中日
七月三十一日 第一戦
クルト投手陣の連日の死球攻撃に
中日ナインのフラストレーションは最高潮に達していた。
あくまでフェアプレーに徹する“報復をしない落合野球”だけに、
怒りはバットでぶつけるしかない。
同点で迎えた延長十一回、二死満塁で荒木の怒りが爆発!
外野フェンス直撃の三点タイムリーでこの試合にケリをつけた。
ちょっとしたアフターケアでもあれば
選手もあんなムードにはならなかったんだろうが。
第一戦でブランコを負傷退場させたファッキン野郎の館山は、
お立ち台を辞退もせず
笑顔でヒーローインタビューを受けてた
からな。
その時間ブランコは病院で検査を受けてたのに。
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神宮球場では、
そのヒーローインタビューを横目で見ながら
選手は退場するからな。
中日選手がどんな気持ちでグラウンドを歩いていたか。
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その点、読売の選手とかはぶつけたら翌日相手ベンチに謝りに来るな。
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それはそれで
ヤクザのお見舞いみたいで
タチが悪いが。
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延長戦での三点はもう試合を決するのに十分。
しかし中日と二位争いをするヤクルトは、
明日以降のことを考え
三日連続で今度は森野に死球をぶつけて来た!
乱闘嫌いな落合竜だが、ドアラが殺(や)られたとなると話は別だ!
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1 |
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R |
中日 |
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6 |
東京 |
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2 |
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5 |
【中日】 中田→河原→パヤノ→○浅尾→S岩瀬
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【東京ヤクルト】 由規→松岡→五十嵐→林昌勇→押本→●萩原→李恵踐
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【本塁打】
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公示 |
7/31 |
抹消 |
1堂上直 |
32中川 |
登録 |
19吉見 |
52小田 |
8/2 |
抹消 |
51中村一 |
登録 |
30野本 |
延長十一回、レフトフェンス直撃の三点タイムリーツーベースで試合をきめる。
藤井淳志
(ふじい・あつし)
四安打猛打賞。得点にも三回絡む。
英智
(ひでのり)
延長十一回に貴重な送りバントを成功させる。
河原純一
(かわはら・じゅんいち)
中継ぎ陣が頑張っているから最後の勝ち越しがある。
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