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七月十九日(日)●横浜―○中日 生動物は マーキング をすることにより、 自分が「ここにいるよ(いたよ)」ということを他の誰かに知らせる。 それは自分の存在証明であり、縄張りの主張だったりする。 トニ・ブランコのマーキングは、ホームランの弾痕である。 ブランコは各球場を巡り、自分が「ここに来たよ」という証のために、 球場にホームランの弾痕をつけるというクセがあるのだ。 もちろんドラゴンズ本拠地のナゴヤドームにはブランコのマーキングがきっちり刻まれている。 これは 「ナゴヤドームはブランコのものですよ」 という証だ。 ↑ブランコのマーキング (ナゴヤドーム) また、ビジター球場である東京エッグにもブランコのマーキングがある。 ↑ブランコのマーキング (東京エッグ) これももちろん、 「東京エッグもブランコのものですよ」 という証であり、これを誰か、たとえばラミレス(元ヤクルト)や小笠原(元ハム)が 「いや、エッグはぼくたち身も心も読売に捧げた選手に所有権があるんだワン!」 と主張したい場合は、 野生動物のそれと同じように、 「マーキングの上に新たなマーキング」 をかければいいのである。 読売の選手は年間試合数の半分がエッグで開催されるのだから、 ブランコの五倍ホームランを打つ機会があるわけで、 いつでも好きなときに上書きマーキングしてくれればいい。簡単な話だ。 さてこの日、横浜スタジアムで試合があったので、、 来たついでにブランコが弾痕をマーキングしていった。 ↑ブランコのマーキング (ハマスタ)
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川井雄太 (かわい・ゆうだい 河原純一 (かわはら・じゅんいち 浅尾拓也 (あさお・たくや) 岩瀬仁紀 (いわせ・ひとき) ブランコ 藤井淳志 (ふじい・あつし) 中村一生 (なかむら・いっせい) 立浪和義 (たつなみ・かずよし) |