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六月五日(金)○中日―●千葉ロッテ イディースエンジェントルメン、アンドおとっつぁんおっかさん。 さいざんす。 おこんばんわ。 ネチョリンコンでハベレケレ。 バッカじゃなかろか。 これらの数々の流行語を生み出した昭和の芸人・ トニー谷 を知っているだろうか。 トニー谷の芸人デビューは一九四九年、 日米野球の歓迎会の司会としてだった。 以後、独特のしゃべり口で人気を博していく。 その芸風をデフォルメし、キャラクター化したのが 『おそ松くん』に登場するイヤミ である。 トニー谷→野球→イヤミ。 この繋がりから、 トニ・ブランコとイヤミが因縁浅からぬ関係 であることに気づいた人も多いのではないか。
…まあ、これだけの材料では 「トニ・ブランコとトニー谷、ひいてはトニー谷をモデルにしたイヤミには深い関係がある」 と言っても信じない人もいるかも知れない。 だが、それを証明するような出来事が、 この試合中にあったのだ!! 六回裏、一点を追う中日がブランコの鮮やかなツーランホームランで 逆転を決めたときである。
ブランコ、片手一本でホームラン!
「シェー!!」 そう。この瞬間、 「もしや、ブランコとイヤミは親族ではないのか」 という大胆な仮説は、実証されたのだ!!
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ブランコ 森野将彦 (もりの・まさひこ) 吉見一起 (よしみ・かずき) 浅尾拓也 (あさお・たくや) 岩瀬仁紀 (いわせ・ひとき) |