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五月十六日(土)○中日―横浜● 夜、優勝候補のドラゴンズと全く互角の死闘を演じた最下位の横浜だが、 またも炎の投手戦を繰り広げる。 (後にこの三連戦は“平成の名勝負”として脳裏に刻まれる) (主に大矢監督の脳裏に) 相手が何処でも互角の勝負をする「動的対応システム」を標準装備 するドラゴンズは、最下位・横浜とがっぷり四つに組んでの互角の勝負。 両者一歩も引かず、一対一のまま延長戦にもつれ込んだ。 この熱戦に終止符を打ったのは、ブランコ。 延長十一回裏、無死二三塁。 ピッチャーは父親が元幕内力士の谷嵐で 実家がちゃんこ屋を経営している山口俊(通称・ちゃんこ)。 カウント・ツーワンからの外角 “ちゃんこストレート”を ブランコが鮮やかに流し打ち。 ちゃんこvsブランコ とよく似た名前の対決は、ブランコに軍配が上がった。 サヨナラ打を放ち、荒木にハグされるブランコ 「ドスコイ、ドスコイ!」
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チェン ブランコ 岩瀬仁紀 (いわせ・ひとき) 井端弘和 (いばた・ひろかず) |